ある日の韓国国内スマホに勝手にやってきたアラートメッセージを訳してみます。
なお、カタカナをそのまま読めば9割位は通じると思いますが、カナにすると母音が余計だと思われる部分は、mとかkとか書いてます(自己流の勝手な方法)。
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현재 강풍주의보가 발효중입니다.
ヒョンジェ カンプンジュイボガ パリョジュンイmニダ
現在 強風注意報が 発効中です。
선박, 비닐하우스, 낙하물 등
ソンバk、ピニLハウス、 ナカムL ドゥン
船舶、ビニールハウス、落下物 等
피해가 발생하지 않도록
ピヘガ パLセンハジ アントロk
被害が 発生しないように
야외활동 자제 등
ヤウェファLットン チャジェドゥン
野外活動 自制 等 (→野外活動の自粛など)
안전에 유의하시기 바랍니다.
アンジョネ ユウィハシギ パラmニダ
安全に 留意を 願います。 (→ 安全にご留意ください)
[인천광역시]
インチョン クヮンヨkシ
仁川 広域市
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まぁ、日本語で言うそれぞれの漢字一文字の「音読み」ってのは、ほとんど1対1で日本語と対応しています。例えば上記の
現 → ゲン → ヒョン(현 hyeon または hyunとスペル 現代自動車ヒョンデのヒョンです)
在 → ザイ → ジェ(재 jae)
船 → セン → ソン(선 seon)
舶 → ハク → バk(박 bag)
仁 → ジン → イン(인 in)
川 → セン → チョン(천 cheon)
広 → コウ → クヮン(광 gwang)
域 → イキ → ヨk(역 yeog)
市 → シ → シ(시 shi)
などなど。
ね?日本人として漢字の音読み何千文字も覚えてるなら、対応表を頭にいれるだけ。
消防車はソバンチャ
冷蔵庫はネンジャンゴ
運動場はウンドンジャン
などなど。
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てにをは、と言われる助詞ですが、かなーーり日本語に似てます。
上記の例では、
注意報が → チュイボ ガ
被害が → ピヘ ガ
安全に → アンジョネ(アンジョn に、「に」に相当する「エ」 が付くと、アンジョネ になる)
でもってまぁ、この手の翻訳ネタをやるたんびに最近思うんですが、
Googleカメラの翻訳機能って、すごくないすか?
この手の仕組みを全く知らなくても、ましてやハングルの読み書きが全くできなくても、はたまた文字がタミル語அ (a) க (ka) ம (ma) த (ta) ன (na) でも、
アルメニア語Ա ա (Ayb)、Բ բ (Ben)、Գ գ (Gim)、Դ դ (Da)、Ե ե (Yech') でも
書いてある文字を一発翻訳して発音もしてくれて、結構な確率でちゃんと翻訳されるという時代ですね。
てことはですよ?旅行者くらいなら言語やる必要ないんじゃね?
とも思えるんですが、まぁこれは相当に限られた世界になるでしょうね。
読み書き聞き話しの4つで、リアル世界で一番時間的即効性が高いのは、対面での会話、つまり聞き話しだと思います。正確性では読み書きのほうに分があるでしょうけどね。
即効性の一言で片付けるのは無理ですが、なんにしても複数の人の間で意思疎通、ひいては心を照らし合わせるためには、なるべく言語にしたほうが便利ってことでしょうね。
もちろん100%自分の内容が相手に伝わるとか、完璧な言語とかってモンは存在しないことをわかりながらのコミュニケーションになりますね。
言語オタクのAI時代、ガラガラとパラダイムがシフトしまくってるなぁー最近、と感じてるハナシでした。