日本においても近代までは宗教が、道徳や倫理的価値観の醸成を担ってきましたね。
それがいつからか、日本の多くの人にとり宗教との関わりが冠婚葬祭のみになってきてしまったと思います。
そして、教育における道徳や倫理からは、宗教色を消しているかのように思います。
しかし、宗教には、何千年もの間、人に教えを浸透させてきた仕組みがあったはずです。物語、絵、仏像、お経のリズム、話術など。
子どもにとって、そういうものに触れるのも大切かと。
特定のヤバい宗教が子どもの意思を考えず改宗させてしまう極端な事例により、宗教との距離感を抱いてしまっている人がいるかと思うと残念です。
今後、人が活きる上で何を大切すべきかを語ることのできる宗教者が必要とされるのではないかと思います。
難しい時代、人とのつながりが希薄な時代だからこそ。