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solo#127『クィア/QUEER』

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〈生活と映画〉は、日々の生活のなかで映画を観、映画を楽しみ、映画を語るためのトークプログラムです。 soloでは、映画ライターの木津毅が注目の公開作を紹介します。 第127回は、ルカ・グァダニーノ監督作『クィア/QUEER』について。 『クィア/QUEER』 https://gaga.ne.jp/queer/ 〈生活と映画〉2024年ベスト販売中です! https://note.com/seikatsutoeiga/n/n506710324555 #生活と映画 #映画 #クィア #QUEER #ルカ・グァダニーノ #LucaGuadagnino 木津毅 https://linktr.ee/tsuyoshi_kizu
5月5日
コメント(2)
Kay(ケイ)
昨日、観てきました。 これは、バロウズ、と言うよりビートジェネレーションへの郷愁のような作品ですね。物語としての語り方を拒否するような唐突な場面転換、説明のない不可解なシーン、あくまで主人公の独白、あるいは脳内イメージだけを映しとっていくような映像とその背後に流れる音楽。 少し前言撤回します。これは、もしかしたら日本人には刺さらないかもしれない。昨日映画館には割と多くの観客がいましたが、年配の方(おそらくダニエル・クレイグ好き)には途中で席を立つ方が数名おられました。 この時代のアメリカの、頭も育ちもいい、けれども何もかもに退屈してうんざりしている、快楽と冒険と創造が正義だと信じている、自分たちは特権階級だと疑いなく思っている人たちの、「どうして俺達が孤独を味わわなくてはならないんだ!」みたいな作品は、日本ではそれほどのブームにならず、大きなムーブメントを引き起こさなかった。その後のヒッピーカルチャーは日本にも大ブームを引き起こしたのに。そこは、国民性や重ねてきた文化の違いなのかなぁと感じたりしました。
5月10日
いいね 1
Kay(ケイ)
木津さん、逢坂さん、お疲れさまです。 バロウズは非常に自身の欲、弱さを曝け出した方だったなぁ、という印象があります。そして、それを自身の望むようには得られなかった、そういう意味で非常に孤独な人でしたね。 グァダニーノ監督がそれを拾い上げてくださったのであれば、観てみたいと感じました。 中年の同性愛者が愛されたい、セクシーだと思われたい、欲望されたい、それも自分より若くてきれいでセクシーな相手から。というところが、すでに客観的に見ると滑稽なのかもしれないですね。けれど、それは同性愛者に限らず、魅力的だと思われたい、今でも自分は自分の欲望の対象である人たちから触手を伸ばされ得る存在でいたい、その証明を得たい、というのは、もしかしたら家庭を持たない、その意味で社会の中で根を張れていない人々がより強く感じることかもしれませんね。そういう意味で、結婚できない人々が増えている日本では刺さる人が多いかもしれません。
5月5日
いいね 1
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