『物を、食わせてみましょう』と、女房が飯粒を頭の上の口に近づけると、それらは自らカニのような口の中へ入っていった。。。
豪農の屋敷の奥に、ひっそりと居る主の男。
のっぺらぼうの容姿でありながら、家に富をもたらす能力を持っていた。
江戸時代、1687年の怪談集『奇異雑談集(きいぞうたんしゅう)』から、奇妙なのっぺらぼうと出会った僧侶が語ったお話を取り上げました。
古文から訳したオリジナルテキストでの語りを、オリジナルBGMに乗せてお届けします。9分10秒の語りです。
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