#195 【その他】正義の速度・悪の速度

正義に絡め取られる感覚、わかる気がしたので思わずコメントします。（最近自分の感じてる焦りも正義とか能力主義に近づいてく怖さな気がします。） 正義に変わるものとして、キャロル・ギリガンさんという今年京都賞をとられた方が提唱した「ケアの倫理」が気になっています。正義の倫理と対立するものではないけれど、別の倫理観で、オルタナティブとして知っておくと正義の速度を緩められるかもと思いました。

コメントありがとうございます。 すいさんの意図しているところ違ったらすみません。 私は、能力主義に囚われていると自覚しています。たぶん、偏差値とか受験教育である程度結果を出してきた人はそうなのでないかと思います。 そして、努力すれば報われる=努力しないで報われるのは良くないことにもつながりかねないという思考に繋がっているのかと思います。 でも、能力主義は、時間を仕事や勉強に投入できるか？、能力差を一定の基準で評価する世界観だと思います。 その世界観からは、語弊を恐れずに言えば男性的強者以外は脱落していく。 そのような構造を理解しているにも関わらず、自らに与えられた境遇【良い・悪いも加味して】の運の要素を無視しがちだと自分では思います。 その要素を無視して、ひたすら能力主義の世界観に囚われ、嫉妬や自己の正義を表出させているなと内省しています。

意図を汲んでいただきありがとうございます。とても伝わりました。 表現をお借りすると、「男性的強者以外は脱落してくる世界観」と距離をおきたいと思ってそうした結果、その世界観が強い中心部に来てしまった感じがあって、若干困惑してるのが私の今の状態です。 そこで「正しさ」を考える時、先にコメントしたケアの倫理が、倫理と正義はイコールではなく、指針を与えてくれそうだったのでコメントしてみました。 市場性さんのおっしゃる運を自覚することは大事ですよね。私の場合、能力主義的な思想は、「お前は運が良かったんだからもっと頑張れよ」という幻聴として、他者よりも自分に攻撃性が向く気がします。

それだけ マインドを込めて 携わられたのですから… またはその人を応援 支持し続けたのですから 致し方ない部分もありますが、 その純粋な思いを踏みにじられた感への怒りを、 フランス革命よろしく「 当事者を ギロチンで残暑させるまでが バリューセット」みたいな 過激で極端な盛り上がりは、 私みたいにライトに関わっている サイレントマジョリティ をドン引きさせる きっかけにもなりかねず、 結局 双方にとって残るのは 、廃墟や 焼け野原だらけになってしまうこともあるかもしれません。 私は自分が 田舎の三流高校を優秀な成績 じゃない 成績で卒業した ダメ人間だと 自覚しているので、 ましてや 過去 散々 暴走族の悪い奴らとつるんで 良くないこともしてきましたから、 相手の落ち度をここぞとばかり 徹底的に追い詰めるようなことは できる資格がありません。

所感ですが 正義に＋し、「 自分は優秀」「 選ばれし者」 みたいな 選民思想 のような 感覚を持っているとさらにブーストするような気がいたします。 「 十字軍遠征」とか、「 高貴な 選ばれし 我々は 、異教徒たちに何をしても構わない。」 みたいなバイアスがかかっていたような気がいたしました。

今回の SNS とかでの炎上騒動… 私自身 リテラシーが低すぎて、 一体何が起こってるのか 訳が分からず、 「 一体何を皆さんそんなに怒っているの？」みたいな オロオロしているだけでした。

選民思想は、『これだけ自分は頑張った』という後天的・人造的に作られてしまうかもしれませんね。