第九回の慾動の森は、二〇二五年八月十六日に無事配信となりましたヘラジカハモリニカヱルの3rdShingle『LAMENTO』によせて、お話をしております。
『LAMENTO』は、喜怒哀楽の「哀」を題材に、人生で一番悲しかったことを元に、初めてヘラジカがすべて歌詞を書いた曲です。
以下のリンクより、ご視聴いただくことができます。
big-up.style/LuCwpD056l
ヘラジカハモリニカヱルOfficialWebSiteでも解説を書いておりますので、ご興味を持ってくださった方はご覧いただけますと幸いです。
ヘラジカハモリニカヱルOfficialWebSite Works内『LAMENTO』
rtmherazika.flag.gg/works/4279
00:06:22 00:13:20 収録日は、新宿や横浜でマンホールの蓋が飛ぶほどの強烈なゲリラ豪雨で、雷鳴が何度も轟いていました。第八回と同様、お話の最中にきこえてきた鳥たちの鳴き声、雷鳴、スマートフォンの着信音などを、「客人」「マレビト」と考えて、「返事をしてくれている」と解釈しています。
00:12:31 第八回慾動の森前編でお話している「土地に根ざす」「土主体、その土地の自然にヒトが合わせて生きる」という考え方、姿勢のことを指しています。
00:12:59〜 朗「よそからなにかとってこようとか、さがしにいこうとか、しなくていい」ヘラジカ「幻に頼らなくてもいい」
よそからとってこようとしているなにか、さがしにいこうとしているなにか=幻であり、現在、あると思いこんでいる、重要だと思いこんでいる、常識だと思いこんでいるもののほとんど=幻という意味合いで発しています。
00:14:14〜 『LAMENTO』の歌詞「それでも 天は 青く」に纏わるお話です。
00:15:52〜 朗さんと同じく太陽ふたご座の方が、「いつも心に青空を」というお話をされているのを知っていたため、『同じふたご座の方でも見え方が全然違うのだな』と興味深く微笑ましく思いながら聴いているヘラジカ。
00:22:33〜 朗さんの、「本人はつらかったと思う」という言葉を受けて、何が悲しかったのかを話していないことを思い出しました。
二〇〇一年九月十一日(アメリカ同時多発テロ事件)を二〇一一年三月十一日(東日本大震災)と言い間違えています。
00:27:03 「死にたいといって、やっても…」
自分が死にたいからといって、無差別に、他者の命を奪うほど傷つけてから死のうとしても…
00:30:18〜 ここから始まるお話も、00:12:59〜の朗さんとヘラジカが何を「幻」と捉えているのかに繋がっています。
#哲学 #思考 #新曲 #音楽