2025.09.24ブログ記事「エーザイ、米国におけるLenvima®(レンバチニブ)に関する特許権侵害訴訟でDr. Reddyʼsと和解」より
エーザイは、経口チロシンキナーゼ阻害剤「レンビマ®(Lenvima®)」(一般名:レンバチニブ)に関する特許権(米国特許第10,407,393号及び第11,186,547号、以下、本特許)の侵害を理由として、本剤に関する後発医薬品の簡略新薬承認申請(Abbreviated New Drug Application:ANDA)を行った後発医薬品メーカーであるDr. Reddy’s Laboratories, Ltd.及びDr. Reddy’s Laboratories, Inc.(以下、Dr. Reddyʼs)に対し、米国ニュージャージー州連邦地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起していましたが、2025年9月22日にDr. Reddyʼsと和解契約(以下、本和解)を締結した、と発表しました(2025.9.24 エーザイ press release: 米国におけるレンバチニブに関する特許侵害訴訟の和解について)。
本和解契約に基づき、Dr. Reddyʼsは、一定の状況下を除き、2030年6月30日までレンバチニブの後発医薬品販売を行わないとのことで、本和解は同裁判所の同意後に発行するとのことです。
Lenvima®のOrangebookによると、本特許の存続期間満了日は2036年2月26日(小児延長含む)です。にもかかわらず、2030年6月30日までの参入阻止とした和解であることから、エーザイは一定の妥協をしたものと想像されます。
詳細は2025.09.24ブログ記事「エーザイ、米国におけるLenvima®(レンバチニブ)に関する特許権侵害訴訟でDr. Reddyʼsと和解」参照
https://www.tokkyoteki.com/2025/09/lenvatinib-2.html
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