深夜のICU。
点滴スタンドに吊るされた高カロリー輸液のバッグ。
その透明な液体は、今日も患者の命を支えている。
だが、その透明な液体の裏側で、ある発明をめぐる長い物語があったことを知る者は少ない。
その発明は、後に輸液バッグを支える核心技術となり、さらに約20年にわたる特許戦争の火種にもなった。
――物語は研究所から始まる。
2026.06.28ブログ記事「2026.04.16 「陽進堂 v. 大塚製薬工場」 知財高裁令和7年(行ケ)10048 ― 阻害要因と多段階的想到困難性が決した複室輸液製剤特許をめぐる20年の攻防」参照。
https://www.tokkyoteki.com/2026/06/2026-04-16-r7-gyo-ke-10048.html