00:00 - イントロ・近況トーク(寒さと収録環境)
02:00 - モンベル会員制度と損益分岐点の話
04:00 - 「お得」と購買欲の関係、ミニマリズムへの葛藤
06:00 - モンベルの空調服を購入してみた感想
07:00 - 空調服のOEM正体と「バートル」ブランド考察
08:40 - バートル×モンベル×京セラの関西ブランド談義
09:30 - 空調服の実利用レビューと限界
10:00 - 水冷服との併用で最強の冷却体験
10:50 - エンディング・次回予告
エピソード概要
今回のエピソードでは、長野の冷え込む夕方に収録された「ひとり語り」形式のトーク。話題はアウトドアブランド「モンベル」と、そこにまつわる購買心理を中心に展開します。
冒頭では気温9℃の中、パタゴニアのアウターを着て収録を始めた様子から、モンベル製品への苦手意識とその背景について語ります。決して嫌いではないが、「自分には着こなせない気がする」という感覚が根底にあるようです。モンベルを愛用する人々へのリスペクトを示しつつも、ファッション的な“自分との相性”を正直に言語化していきます。
中盤では、モンベルクラブの年会費制度について深掘り。年会費1,500円を支払うことで得られる還元率や特典の仕組みを紹介し、年間約2万円の購入で「トントン」になるという試算を解説します。しかし、そこから話題は購買心理学的な側面へ。「お得だから」と思って買ってしまう“沼”構造に着目し、実際には必要ないものを増やすリスクにも言及します。
ミニマリストに憧れながらも、ついつい「これも良さそう」と手を伸ばしてしまう──。そんな自己分析も交え、自身を「潜在的マキシマリスト」と位置付けます。
後半では、今年の大きな買い物としてモンベルの「空調服」を購入した体験談へ。ファンセット付きの高価格帯製品でありながら、実際の効果は「着ないよりマシ」と評価。ここから技術的な話題に発展し、空調服のOEM元が実は作業服メーカーの「バートル」であるという発見を共有します。
さらに、モンベル(大阪)、バートル(大阪)、京セラ(京都)の「関西勢コラボ」を面白く分析。空調服文化そのものの発展にも触れ、機能美と実用主義が交錯する日本のモノづくりを称えます。
終盤では、真夏の使用例として「水冷服」との併用体験も紹介。氷入りタンクを背負って空調服を重ねることで、体感的に劇的な冷却効果を実感したと語ります。特に炎天下での警備業務のようなシチュエーションで「命を守る装備」としてその価値を再認識しており、テクノロジーと人間の身体感覚を結ぶ実践的なテーマで締めくくります。
こうして一見軽い雑談のようでありながら、ブランド哲学、消費と自己認識、テクノロジーの融合という深いテーマを自然体で描いた、聴きごたえのあるエピソードとなっています。
ハッシュタグ
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