🐈‍⬛『黒猫同盟・プラハ編』〜原作：奥村薫〜【劇場風】

この度はお誘いいただきまして、ありがとうございました。 Xで Unknownもおっしゃっていましたが、完成作品を聴いて舞台の上でまっすぐ前を見つめながら掛け合いをしたような気分になりました。 プラハの裏通りの石畳のヒビ割れを何となく裏返してみると、そこに鈍く輝く古い銀貨を見つけたような、不思議な高揚感です。 百舌鳥さんに放り投げた音声がこんな厚みを帯びて返ってくるなんて感服しきりです。

こういう背景の立ち上がり方があるんだ！ 「プラハの秋は、切なく透明である。」でいきなり、ずきゅ～んと来てしまいましたよ。 自分なりの、ここぞ！って思い入れのある箇所がいくつかあるんですが、最初のところで射抜かれました すごい、すごい、すごい❣ 作品としての在り方がもう、凛としている。 ナレーションの声、好きです。 説明的な音が無いのも好きです。 「ひそやかな革命だ！」でスメタナが盛り上がっていく～おおぉ～ この「音楽朗読劇版」のピースは私の宝物です…

麗しい！重厚！！！ 生で観劇しているようでした✨✨✨ こんなにもかおるんと百舌鳥さんの相性がバッチリだなんて！！ はーため息が漏れます。。 偶然にも夫がチェコの人なので、いつか義家族に会いに行かなきゃと思っていたんですが、チェコを訪れるのが益々楽しみになりました😆✨✨✨

はぁぁ、これはもう観劇気分になりました かおるん台本×百舌鳥さん、大好きなので 今回は百舌鳥さんいらっしゃらないなぁと思っていたところからの嬉しい不意打ち、ありがとうございました🙌🏼

音楽朗読劇のBluRayを観てるような感覚、といえば伝わりやすいでしょうか 舞台があり客席の境にオーケストラピットがあり、それを観る観客が居、それを観て(聴いている)私たちがいる…… そういった「入れ子型構造」になっている作品構造だと感じました。 文学研究における構造論風に伝えるとするならば。 とても面白い試みだと思います！ 私生活の限られた時間の中、細やかな配慮が必要となる制作お疲れ様でした。 電車の中ではなく、もう一度静かな場所で聴きたいと思います。

かおるん の作品の世界が 百舌鳥さんの表現で 映画を観ているように 脳裏に浮かびます🥹 unknownさんの美しい佇まい Sippoさんの目黒は、描くことに真摯に向き合う画家を感じさせる 百舌鳥さんの語りと音楽が 美しい世界を見せてくれる ゆっくり何度も聞かせて頂きます🙇‍♀️