こんばんは、サイエンスログです。
遠くの銀河から届く光は、
本来より“赤く”なることがあります。
これは「赤方偏移(せきほうへんい)」と呼ばれ、
宇宙が膨張していることを示す重要なサインです。
光は波として伝わるため、
もしその光が通る“空間”そのものが伸びていたら、
波長は引き伸ばされ、赤い方向へと移動します。
つまり私たちが見ているのは、
銀河本来の光ではなく、
膨らむ宇宙を長い時間かけて通り抜けてきた後の“変化した光”。
光が赤くなるほど、その銀河は遠く、そして古い。
赤方偏移は、宇宙の時間と距離を測る“ものさし”でもあります。
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