こんばんは、サイエンスログです。
月はいつも同じ表情を見せてくれます。
けれど、その反対側――“裏側”は、
長い間、誰も見ることができない謎の領域でした。
月が地球に同じ面を向け続ける「潮汐ロック」。
その仕組みが、裏側を永遠の闇に隠していました。
この謎が初めて解き明かされたのは1959年。
ソ連の探査機ルナ3号が、
人類史上初めて月の裏側を撮影したのです。
そこには、表側とはまったく違う風景が広がっていました。
クレーターだらけの荒野、
“月の海”がほとんど存在しない白く明るい大地。
地殻の厚さの違い、
巨大衝突で生まれた非対称性。
それらが、表と裏をまったく別の世界にしました。
身近な天体でさえ半分が謎だった月。
そのことを知ると、
まだ見ぬ宇宙の広さを、あらためて実感します。
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