ブロムシュテット指揮のN響定期をライブで聴いた二人がそれぞれ感想を語り合い(142回)、宗教色の強いメンデルスゾーン『讃歌』にモヤモヤすることの積極的意味について話し(143回)、さらに音楽の起源から考えてみると、音楽は単に音を楽しむものではなく、宇宙と人間の共振であるという話に発展してきました(144回)。そして、前回は人がコンサートホールに足を運ぶのは、失われた宇宙と一体化する経験、全能感を味わう経験をするためではなかったかという仮説を提起したのでした(145回)。今回はプエブロ・インディアンのコスモロジーと現代人の自然科学を対比的に捉える河合隼雄を引きつつ、コスモロジーを喪失した現代人の状況について考察してみようと思います。(竹内)
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