声の魅力に溺れないために 〜情報と人の個性の線引き〜
情報の透明性を守るためにも、
そして自分の判断力を守るためにも、
僕らには “情報” と “人の個性” を切り分ける姿勢 が必要です。
私は次の3つが、AI社会での“新しい聞く力”だと考えています。
① 内容とキャラクターを分けて受け取る
「この人が言ってるから正しい」
「この人が言うなら間違ってないだろう」
こうした心理が働くのは自然ですが、一度そこから距離を取る。
② “事実”と“意見”を区別する
音声配信では、パーソナリティの経験談や価値観がとても魅力的に語られます。
しかし、経験は魅力であり、事実は確認可能な情報。
性質がまったく違います。
両方に価値がありますが、混ぜてしまうと判断が濁る。
③ 魅力は楽しみつつ、一定の距離感を保つ
発信者の個性というのは、声に乗って自然に触れてしまうものです。
そこに魅力を感じるのは自然です。
でも、そこで判断の主導権まで預けてしまわないこと。
個性は楽しむもの。
情報は吟味するもの。
その距離感がとても大事です。
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#AI に負けない
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