今回のエピソードでは、民間企業が主導する新しい宇宙経済の二つの重要テーマを取り上げます。
一つ目は、月面探査ローバー「MAPP(Lunar Outpost社)」のNASAとの契約と、その背景にある技術的価値です。着陸船が横倒しになり走行はできなかったものの、極端な温度環境でもすべてのシステムが正常に動作し、NASAから最高技術成熟度「TRL-9」を獲得しました。さらに、Nokiaと協力した月面4Gネットワーク構築、ユヴェントスやLEGOとの異業種連携、そして月面レゴリスをNASAに「1ドル」で売却するという、月と地球間の売買のスタートボタンを押そうとしている契約の話など、民間主導の宇宙開発を象徴する動きが次々と起きています。今後はアルテミス計画で宇宙飛行士のパートナーとして、月の塵(レゴリス)調査も担う予定です。
二つ目は、Overview Energyによる宇宙太陽光発電(SSP)の実証プロジェクトです。軌道上で太陽光を集め、近赤外線レーザーで地上へ送電する技術は、AI時代の電力需要増加に応える次世代のエネルギー基盤として注目されています。民間投資も進み、現実的な事業化が視野に入っています。
宇宙での通信、資源、エネルギーがどのように未来の社会を変えるのか。その最前線をわかりやすくまとめています。
ブログ:宇宙から、夜でも地球のソーラーパネルに電気を送る。 https://note.com/space_wave_japan/n/nc85f100d7095?app_launch=false
小さな月面ローバー「MAPP」が月面活動を救う!? #LunarOutpost社の #レゴリス 研究の挑戦 Will the Small Lunar Rover “MAPP” Save Moon Missions? Lunar Outpost’s Bold Challenge in Regolith Research
https://editor.note.com/notes/n5b2cb28eaed8/edit/
YouTube: https://youtu.be/fm0PADTimO8
Lunar Outpost https://www.lunaroutpost.com/mapp
Overview Energy https://www.overviewenergy.com/
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