今回は、久しぶりに行った場所のお話です。
神戸に行ってきました。
もう何年ぶりか分からないくらい、
本当に久しぶりの神戸でした。
今回訪れたのは、元町にある
神戸海洋博物館と、
その奥にあるカワサキワールドです。
なぜ行ったかと言いますと、
YouTubeで「万博ロスの方には、
万博にとても似た展示が、しかもコスパよく楽しめる」と
紹介されている動画を見たからなんですね。
それを見て、「これは行ってみたいな」と思い、
早速足を運びました。
神戸海洋博物館については、
帆船の歴史や神戸港の成り立ちが展示されている、
ということは事前に知っていました。
ただ、正直に言うと、
私は帆船の歴史についてはほとんど知識がなくて。
電車の中でウィキペディアを見ながら、
少しだけ予習をして向かいました。
そして実際に行って、まず驚いたのが、
入口を入ってすぐにある
大きな帆船の模型です。
神戸港が開港したとき、
祝砲を何発も上げた帆船。
その模型が、かなりの迫力で展示されていました。
さらに館内を進むと、
私が電車の中で調べていた
世界的に有名な帆船たちが、
模型としてほぼ網羅されていて。
「あ、これ調べた船だ」と思いながら見られたのが、
ちょっと嬉しかったですね。
精巧な模型だけでなく、
帆船の断面や、船内の様子が分かる展示、
そこから時代が進んで
豪華客船へと変わっていく流れ。
それだけでも、
十分に楽しめる博物館だと感じました。
そして、その奥にあるのが
カワサキワールドです。
川崎といえば、今ではバイクのイメージが強いですが、
もともとは造船所から始まった企業なんですよね。
そこから、鉄鋼、新幹線、ジェットスキー、
機関車、タンカー、飛行機、ヘリコプター、
ドクターヘリ、産業ロボットまで。
「これもカワサキだったんだ」と思うものが、
本当にたくさんありました。
展示も、ただ見るだけではなくて、
クイズ形式だったり、
操縦体験ができたり、
大きくカーブしたスクリーンがあったり。
その雰囲気が、
とても万博を思い出させるんです。
特に産業ロボットが、
実際に動いて絵を描く展示は、
万博の「未来の都市」パビリオンを
自然と思い出しました。
あのとき展示されていた、
チーターやヒョウのような
四足歩行の未来のバイク。
「いつか、ここにも並ぶのかな」
そんなことを思いながら、
展示を見ていました。
入館料は大人900円。
正直、価格以上の体験だと感じました。
土曜日は快晴で、
冬の青空がとても澄んでいて。
メリケンパークから眺める港には、
停泊している船や帆船があって、
それだけでも気持ちが開けるような時間でした。
万博を思い出しながら、
でも万博とはまた違う、
静かで豊かな一日。
とてもいい時間を過ごすことができました。
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