✅父にかけた最後の言葉が教えてくれたこと
皆様ご機嫌いかがでしょうか、きりんです。
今日は「父にかけた最後の言葉が教えてくれたこと」についてお話したいと思います。
僕の父は、静かで、仕事をとても頑張った人でした。
年齢より少し早く老い、人生を早めにリタイアしたようにも見えました。
ある時、腸の調子が悪くなり大腸の手術を受けました。
手術後に目を覚ました父は、僕の顔を見るなり「早く家に帰ろうよ」と言いました。
でも手術直後で、まだ帰れる状態ではありません。
僕は「まだ無理だよ。傷が治っていないからね」と、少しだけ強い言い方をしてしまいました。
父は何も言わず口をつぐみ、それ以降、帰りたいとは一切言いませんでした。
その数日後父は亡くなりました。誤嚥性肺炎でした。
母と僕は、人工心肺で延命しないという選択をしました。
それは家族で以前から話していたことでもあり、後悔はありません。
ただ一つ、今も胸に残っていることがあります。
あの時の言い方です。
「もう少ししたら帰れるからね」と希望を多めに入れた言い方をしたらどうだったのか。
父はあの瞬間、「ああ、もう家には帰れないんだ」と悟ったのではないか。
その答えは、今も分かりません。
人との会話は、いつ最後になるか分かりません。
何気ない一言が、最後の言葉になることもあります。
だからこそ、大切な人には、少しだけ言葉を選びたい。
そんなことを、父のことを思い出しながら改めて感じました。
今日も最後までありがとう。
またね✋