相続財産の中に不動産があると、なぜ話が一気に難しくなるのか。
お金なら分けられるのに、不動産が入った途端に止まってしまう――これは相続の現場で本当によく見かける光景です。
今回の放送では、その理由を「法律論」ではなく、「考え方」の視点から整理しています。不動産が分けづらいのは、物理的に割れないこと、価値の感じ方が人によって違うこと、そして使う人と使わない人が分かれてしまうことが重なるからです。お金は分配で終わりますが、不動産は「どうするか」を決める必要があります。
共有名義にすればいい、売ればいい、という意見もありますが、それぞれに注意点があります。共有名義についての詳しい話は、以前の放送でお話ししているので、下記をお聞きください。
https://stand.fm/episodes/695f8d563eb921fdeed3db03
結論として、不動産がある相続は揉めやすいのではなく、「考えることが多い相続」です。これから相続を迎える方、すでに不動産を含む相続を経験した方にとって、一度立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。