00:00
-00:00

伝説の調香師から受け継ぐー引き算の美学ーバリバリー調香に宿るルドニツカの精神

5
## 伝説の調香師から受け継ぐ「引き算の美学」:バリバリーの調香に宿るルドニツカの精神 こんにちは、バリバリーのよっしーです。今日は、私の調香の原点ともいえる大切な思い出、そして世界的調香師の系譜についてお話ししたいと思います。 先日、ふと友人の** 田代はなよ先生(モンパルファン)**のことを思い出し、音声メッセージを録りました。田代はなよ先生は、クリスチャン・ディオールの数々の名香を生み出した伝説の調香師、**エドモンド・ルドニツカ**の最後の弟子として知られる、日本でも屈指のキャリアを持つ調香師です [1], [2]。 リベレーションブランドバリバリーが初めて「龍涎香(りゅうぜんこう)」を発見した際にも鑑定に協力していただくなど、公私ともに仲良くさせていただいてきました [1], [2]。そんな彼女から受け取った、今のバリバリーの香りに深く息づく**「調香の真髄」**についてご紹介します。 --- ### 1. 「主題」を明確にする——引き算の調香法 田花はなよ先生との対話の中で、私が最も強く影響を受けたのが**「主題(テーマ)」を大切にする**という考え方です [3]。 かつての調香の世界では、数百種類の天然・合成香料を複雑に組み合わせることこそが技術だと考えられていた時代がありました [4]。しかし、ルドニツカ先生はその手法を**「香りの泥沼」**と呼び、警鐘を鳴らしました。混ぜすぎるとそれぞれの個性が打ち消し合い、どんよりとした特徴のない香りになってしまうからです [4]。 ルドニツカ先生、そして田代はなよ先生が重んじたのは以下のポイントです: * **シンプルさ(簡潔さ)の追求**: 余計なものを削ぎ落とし、1つの香りを主軸に据えること [5], [4]。 * **美しい「骨格」を作る**: 処方の中に含まれるすべての香りには、明確な存在理由が必要であること [4], [2]。 * **主題を際立たせる**: 例えば「ローズ」や「スズラン」といった主題をしっかり立て、その周りをブーケのように組み立てていくこと [3]。 私自身、たくさんの香料を混ぜると「いい香り」にはなっても、自分自身が何を感じているのかが分かりづらくなる感覚がありました [3]。田代はなよ先生の言葉を通じて、**「骨格をちゃんと作ると、意識もはっきりする」**という確信を得たのです [4]。 ### 2. 日本食と共通する「素材を活かす」という思想 この「引き算」の考え方は、実は**日本食(和食)**の精神にも通じるところがあります [5]。 日本食では、最高の食材を使い、その持ち味を最大限に引き出すために、あえて薄味の出汁を引きます [5]。リベレーションブランドバリバリーの調香もまさに同じです。 * **自然栽培の植物を使用**: 生命力あふれる植物を素材とする [5]。 * **非加熱抽出**: 素材の「目に見えない命」を大切にするため、熱を加えず抽出する [5]。 * **体が混乱しない香り**: 成分を入れすぎずシンプルに構成することで、体がスッと受け入れられるような、ホメオパシーに近い感覚を大切にしています [5]。 ### 3. 名古屋での交流から受け継がれたもの 私は直接ルドニツカ先生から教えを受けたわけではありません [4]。しかし、名古屋の栄にあった田代はなよ先生のオフィスで、何時間も楽しくお話しさせていただく中で、彼女のレシピや調香の過程を目の当たりにしました [2]。 そこには、明確な「骨格」と、意図のある「アクセント」が見事に共存していました [2]。その一言ひとことから私が感じ取った「真髄」が、今のリベレーションブランドバリバリーの調香スタイルとして継承されています [4], [2]。 --- ### まとめ リベレーションブランドバリバリーの香りが、どこか凛としていて、それでいて体に馴染むのは、この**ルドニツカ先生から田代はなよ先生へと受け継がれた「引き算の美学」**があるからです。 これからも、一つひとつの香りの「主題」と「骨格」を大切に、皆様の感性に響くものづくりを続けていきたいと思います。 また田代はなよ先生にも、近いうちにご挨拶に伺いたいなと思っています [2]。 P.S. ルドニツカ先生の哲学を、さらにその先へ この記事を書きながら、改めてエドモンド・ルドニツカ先生の著書**『香水(文庫クセジュ / Que sais-je ?)』**を読み返していました。ルドニツカ先生はそこで、調香を単なる「鼻の仕事」ではなく、明確な意図を持った「知的な美の構成」であると説いています。 ルドニツカ先生、そして田代はなよ先生が処方(レシピ)から無駄な香料を削ぎ落とし、香りの「骨格」を浮き彫りにしたように、私はバリバリーにおいて、抽出のプロセスから**「熱」という物理的なストレスを削ぎ落としたい**と考えました。 • ルドニツカ先生の引き算:処方の複雑さを削ぎ落とし、香りの「美の形」を明確にする。 • バリバリーの引き算:加熱による変質を削ぎ落とし、植物が持つ「生命のエネルギー」をそのまま届ける。 伝統的な香水が、計算し尽くされた「完成された建築物」のような美しさだとしたら、バリバリーの香りは、摘みたての草花が放つ「揺らぎのある生命力」そのものです。 田代はなよ先生から受け継いだ「本物の知恵」を大切に守りながら、素材の命を壊さない「非加熱」という新しいアプローチで、これからもバリバリーらしい香りの世界を探求していきたいと思います。 #田代はなよ #伝説の調香師
2月8日
おすすめの放送
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2026 stand.fm, Inc.