## 香りの「魂」を呼び覚ます。伝説の調香師ルドニツカ先生の系譜と、バリバリーが「非加熱」にこだわる理由
こんにちは、リベレーションブランドバリバリーのよっしーです。
今回は、私の調香のお友達であり、大切な恩師でもある田代はなよ先生(モンパルファン)との思い出とともに、私たちが最も大切にしている**「香りの魂(生命力)」**についてお話ししたいと思います。
「本物の香りとは何か?」その答えを探している方へ、ひとつのヒントになれば幸いです。
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### 1. 伝説の調香師、エドモンド・ルルドニツカ先生の教えを継ぐ
はなよ先生は、日本でも非常に長いキャリアを持つ調香師ですが、実は世界的に有名なある方の「最後の弟子」と言われています。
その方こそ、クリスチャン・ディオールの名香(「ディオリッシモ」など)を生み出した伝説の調香師、**エドモンド・ルドニツカ氏**です [1], [2]。
私はバリバリーを立ち上げた初期の頃から、はなよ先生に自作の香りを見ていただいたり、評価をしていただいたりしながら、多くのことを学んできました [1]。先生との対話の中で繰り返し語られたのは、技術や成分分析を超えた**「香りの本質」**についてでした。
### 2. 成分分析よりも大切な「魂を捕まえる」こと
はなよ先生はよく、**「香りの魂を捕まえることが重要」**だと仰っていました [3]。
もちろん成分分析が無意味なわけではありません。しかし、それ以上に「その香りに魂があるかどうか」を見極めることが調香師にとって最も大切だという教えです [3]。
ルルドニツカ氏もまた、同じジャスミンやバラであっても、**産地や抽出方法、保存状態によって「その魂は別物になる」**と考えていました [3]。納得のいかないロットの香料は、たとえ高級なものであっても返品して使わなかったという逸話もあります [3]。
彼は香りを単なる物質としてではなく、**「生命力」や「振動」のようなもの**として捉えていたのです [3]。
### 3. 「非加熱抽出」は生命力を保存するための知恵
なぜリベレーションブランドバリバリーは、手間のかかる「非加熱抽出」にこだわるのか?
その答えも、この**「生命力(魂)」を失わせないため**にあります。
* **共鳴する香り:** 魂がある原料同士を組み合わせると、処方の中で互いに共鳴し、香りにさらなる生命力が吹き込まれます [3], [4]。
* **熱による損失:** 昔の錬金術師パラケルススも「温度をかけすぎると物質の生命力が失われる」と説いていました [5]。
* **透明な風の感覚:** 非加熱で抽出された香りを嗅ぐと、背骨を透明な風が吹き抜けるような、独特の清涼感を感じることがあります。はなよ先生もその感覚を「素晴らしいね」と認めてくださいました [5]。
素材が持つ本来のエネルギーをそのまま保存し、香りに閉じ込める。それがリベレーションブランドバリバリーの目指す調香の姿です [4]。
### 4. 日本の「割烹」と「西洋の調香」が繋がる場所
この「素材の生命力を活かす」という考え方は、実は日本の伝統文化にも深く根ざしています。
たとえば日本料理の**「割烹」**。旬の素材を選び、その命を最大限に活かすために余計な手を加えすぎない。この**「素材を敬う」という日本的な文脈**は、ルルドニツカ氏の哲学や、錬金術の思想とも見事に重なり合っています [6]。
バリバリの香りは、こうした西洋の伝統的な調香の系譜と、日本人の素材に対する感性が融合して生まれているのです [6], [2]。
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### まとめ:生命力が宿る香りをあなたに
調香を学び始めた頃、私はただ夢中で香りの世界にのめり込んでいました [6]。しかし、はなよ先生との出会いを通じて、自分たちが作っているのは単なる「良い匂いの物質」ではなく、**「生命力の結晶」**なのだと確信しました。
もし、あなたがバリバリーの香りに触れる機会があれば、ぜひ目をつぶって、その奥にある「生命の振動」を感じてみてください。
あなたの心の中に、透明な風が吹き抜けるかもしれません。
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