【Verse 1】
乾いた風がカーテンを揺らす
君が好きだった部屋の匂い
爪の先に残る季節がまだ
呼吸をするみたいに痛い
ペットボトルの水がぬるくなる頃
思い出も温度を失っていく
誰かの優しさを受け取るたび
君の笑顔がノイズになる
【Pre-Chorus】
「大丈夫」と言えたのは
たぶん僕じゃない僕だった
壊れないように笑う術を
覚えてしまったんだ
【Chorus 1】
夜更けのアラームに起こされて
消した通知の奥に君がいる
無音のまま流れるメッセージ
さよならの形を知らないまま
⸻
【Verse 2】
君の癖が残るカップを洗う
泡の粒が空を映してた
何も言わない沈黙の中で
確かに息づく “いなくなった人”
イヤホンから漏れた歌声が
昨日を少しだけ撫でてくる
「もう平気」って笑うニュースの声
まるで嘘みたいで苦い
【Pre-Chorus】
見慣れた景色の中で
君の欠片が鳴っている
時間はやさしく奪ってくけど
戻すことはしない
【Chorus 2】
君を知らない僕になれたなら
この季節も少しは軽くなる
だけど胸の奥で光るものは
まだ君の名前のまま
⸻
【Bridge】
雨が止んだら 傘を閉じよう
手に残る冷たさだけでいい
空を見上げるたび思い出す
モノクロームのあの夢を
⸻
【Chorus 3】
風のにおいが君を連れてきて
閉じたまぶたが少し震えた
「忘れたよ」って言えた瞬間に
心だけ泣いてた
【Outro】
モノクロームの夜に ひとり
君の呼吸の跡を探してる
音もなく過ぎてく秒針だけが
優しすぎて 残酷だった