「ナフサ不足」と報道されていますが、本当に足りないのはトルエンです。
トルエンは塗料、接着剤、断熱材などに使われており、建設業界に大きな影響が出ています。
ホルムズ海峡問題で日本の石油輸入が大幅に減少し、現在は国家備蓄を取り崩して対応しています。
今後は原油高の影響で電気代上昇がほぼ確実とされています。
意外なことに、ガソリン補助金が石油会社のガソリン生産を優先させ、ナフサ供給を圧迫している可能性があります。
中国は巨大な石油化学プラントを次々建設し、日本の約15倍とも言われる供給力を持っています。
日本の石油化学産業はすでに中国との競争で苦戦しており、今回の危機でさらに厳しい状況になっています。
専門家は「調達先を変えるだけでなく、石油依存そのものを減らすべき」と指摘しています。
EVの普及やプラスチック使用削減などが今後の課題です。
今回の危機は、日本のエネルギー安全保障の弱点を改めて浮き彫りにしました。