100冊。
これは、1冊目を出す経営者が刊行前に「紙1枚」に書き出しておくべき、献本リストの目安です。
書き終わってから誰に送るか考え始めた本は、刊行2ヶ月で書店から静かに消えていきます。差は才能でも原稿の質でもありません。順番です。
156冊の現場で確認してきた事実があります。初版を消化する本と、刊行2ヶ月で店頭から消える本——両者を分けるのは、企画段階で「販売動線」が紙1枚に書き出されていたかどうかです。
販売動線とは、具体的に4点。
1. 書店配本エリア(事業圏と一致しているか)
2. 献本リスト100名の属性配分(既存顧客・取引先・上場企業役員・メディア)
3. 本から自社サービスへのLP/LINE導線
4. 刊行後30日の登壇予定(自社セミナー・業界団体・商工会議所)
この4点を企画書を書き始める前に紙1枚に書き出した経営者と、原稿を書き上げてから「さて、どう売ろう」と考え始めた経営者では、刊行60日後の景色がまったく違います。
特に献本リスト100名は、企画段階で確定させてください。「上場企業の役員20名に届ける本」と決めた瞬間、章立てから細かいノウハウが消え、経営判断の構造が前面に出てくる。販売動線の紙1枚は、原稿そのものの設計図を兼ねているのです。
18年前、私が『話術!虎の穴』を出したとき、刊行後3ヶ月の登壇は企画段階で押さえていました。だからあの1冊は、今も毎月仕事を連れてきます。1冊の本が18年働く構造は、企画段階の「紙1枚」で決まっています。
書き終わってから売り方を考えるのは、もう遅い。売り方から逆算した本だけが、18年働く資産になります。
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「販売動線・紙1枚」をあなたの事業に当てはめて15分話せば、方向性は見えます。
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