トランプ大統領が今回の日米の関係について質問を受けた際のコメントを聞いていると、今後また何らかの見返りを求めてくるのではないかという気がしました。円安にも円高にも、それぞれメリットとデメリットはあると思いますが、何より心配なのは便乗値上げです。本来必要な価格改定ではなく、この機会に便乗した値上げが広がるようなことだけは勘弁していただきたいものです。そのための対策が本当に十分なのか、不安を感じています。利益や負担を上手く分配していくことは非常に難しいことですが、国のリーダーだけでなく、国民である私たち一人ひとりが自分の利益ばかりを求めていては、良い方向への分配はなかなか実現できないように思います。人間の欲には際限がないからこそ、その欲を上手にコントロールする知恵と節度が、今ほど求められている時代はないのかもしれません。