あの旗だけが夢だと思った
まっすぐ続くひとつの道
息を切らして立ち止まった
もう登れないと空を見た
悔しさの中で顔を上げたら
風が静かに霧をほどいた
あきらめたんじゃない
道を選び直したんだ
見えなかった山が今
僕を呼んでいる
おりることも遠回りも
きっと未来へ続いてる
大人が先に扉を閉じないで
僕がこの目で確かめるまで
最初の夢も本物だった
そこまで登った僕だから
霧の向こうの高い峰を
見つけることができたんだ
夢を捨てたんじゃない
本当の夢に出会ったんだ
届かなかったその答えも
僕の大切な地図になる
大人はそっと後ろで見守って
僕が自分で選ぶその日まで
霧の向こうの新しい頂
僕は笑って手を振っている