【第16回】AIが答えてくれる時代だからこそ、「小さなひっかかり」を大切にしたい。
先日、岩手町で70代後半の方とお話ししていたときのこと。
息子さんにスマホへ入れてもらったAIに話しかけながら、ひとりで福島県の美術館まで行ってきたという話を聞きました。
どの新幹線に乗るのか。
どう乗り継ぐのか。
きっぷはどう買えばいいのか。
これまでなら「よく分からないから」と諦めていたかもしれないことを、AIが後押ししてくれる。
とても素敵な使われ方だなと思う一方で、ふと考えました。
「でも、そもそもどうしてその作品を見たいと思ったんだろう?」
AIは「どうすればいい?」に、どんどん答えてくれるようになります。
だからこそ、その手前にある、
「あれ?」
「なんか気になる」
「やってみたい」
という、自分の中に生まれた小さなひっかかりを大切にしたい。
今回は、そんなことを、新聞の4コマ漫画や僕自身の日々の過ごし方にも重ねながら考えてみました。
【今回のお話】
0:00 川口秋まつりを前に、大名行列の練習へ
1:55 70代後半の方が、AIを使ってひとりで美術館へ
4:30 「どうすればいい?」の前にあるもの
6:41 4コマ漫画を見て思ったこと
8:51 AIがあるから、もっと経験していい
11:33 AI時代だからこそ「問いの種」に出会いたい
AIに全部を任せるのではなく、実際に見たり、人と話したり、やってみたりする。
そして、そこで生まれた小さなひっかかりを、ちゃんと拾っていく。
そんなAIとの付き合い方ができたらいいなと思っています。
ぜひお聴きください。