亡くなった夫は昭和47年生まれで、養護施設を出たのは15歳。当時は体罰も当たり前で、住込み職場も自由がなく、逃げ出して施設に戻っても頼れる状況ではなかったそうです。同期の多くは、裏社会に進んだと話していました。
生き別れの母を探す番組を一緒に見ていたとき、「親を探したいと思ったことはないの?」と聞いたことがあります。夫は「見たこともない人に会いたいとは思わない」と答え、自分は捨てられたという答えに行き着くので、親のことは考えないようにしてたと話していました。
軽い気持ちで聞いたことを、今も思い出すと胸が痛みます。
少しずつ制度が整ってきていても、頼れる場所がないのは本当にしんどいことですね。
配信をきいて色々思い出しましたが、書くことをためらっていました。夫のことを知る人が少なくなって話したくなったのかもしれません、こちらに書いてしまいました。すみません。