小学3年生(8〜9歳)のおこづかいについては、「どちらが正解」ということはなく、ご家庭の教育方針に合わせて決めて問題ありません。 クラス懇談で意見が分かれていたように、実際に周囲でも判断が分かれやすい時期です。
小3は「お金の計算(単位や繰り上がり・繰り下がり)」を学校で習い終え、ある程度自分でお金の管理ができるようになってくるタイミングです。そのため、おこづかいを始める家庭が増える一方で、「まだ自分で上手に管理できない」「必要なものは親が買えば十分」と判断する家庭も多くあります。
判断に迷った際は、渡す場合・渡さない場合のそれぞれのメリット・留意点を参考にしてみてください。
1. おこづかいを「渡す」場合のポイント
メリット
* お金の管理力・計算力が身につく
「これとこれを買ったらおつりはいくら」「来月まで残しておこう」など、計画性や数字に強くなります。
* 我慢する力や選択する力が育つ
使える額に上限があることで、本当に欲しいものを選び取り、無駄遣いを控える勉強になります。
* お金の価値を実感できる
定額制(月〇〇円)やお手伝い報酬制にすることで、努力やルールとお金の関係を学べます。
渡す際の運用ルール例
* 金額の目安: 小3では月300円〜500円程度(あるいは「学年×100円」で300円など)が一般的です。
* ルールの設定:
* 「友達とお金の貸し借りはしない」
* 「ゲームの課金や高額なものは必ず親に相談する」
* 「おこづかい帳を簡単につける」(日付・買ったもの・残高のみでOK)
2. おこづかいを「渡さない」場合のポイント
メリット
* お金に関する友達トラブルを防げる
おごり・おごられや、持ち物の貸し借り・紛失といったトラブルのリスクを減らせます。
* 親の目の届く範囲で買い物ができ安心
必要な文房具や欲しいおもちゃは、その都度親子で相談して親が買い与えるスタイルをとることで、お金の使い方を一緒に見守れます。
渡さない場合の工夫
* 買い物に行った際に「これとこれ、どっちが欲しい?予算は〇〇円までね」と声をかけたり、レジでお金を払う練習をさせたりすることで、おこづかいを渡さなくてもお金の感覚を養うことができます。
おすすめの始め方・判断の基準
もし「試しに渡してみようか」と迷われている場合は、以下のようなステップから始めてみるのもおすすめです。
* 「必要な時だけ渡す(定額制にしない)」スタイル
お友達と出かける時や、イベントの時だけ「今日使う分として300円」などを渡して使わせてみる。
* 「お手伝い報酬制」スタイル
「お風呂掃除で1回20円」など、家族の一員としての役割を果たした対価として渡す(働くこととお金の関係が分かります)。
* 「定額+ルール決定」スタイル
毎月決まった日に渡し、用途(自分のおやつや文具など)を子どもと話し合って決める。
まずは「我が家ではお金をどう扱うか」を親子で話すきっかけにしてみるのが一番です。周りのご家庭の意見に合わせる必要はありませんので、娘さんの性格やご家庭のペースに合わせて検討してみてください。
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