【目的は… 】
大学を卒業して龍也は大手企業に
就職もしていた
仕事の付き合いで驚くような豪華なパーティーに連れて行かれた事もあるし
そこで 話しが合って
休みの日はクルーザーで
バカ騒ぎをしたり
ゴルフをしたり
繋げた人脈は限りない
でもその多くの人に共通する事がある
それはどこか過剰で
集う人間はそれぞれブランド物に身を包み自分の存在をアピールしなければ
自分を保てない哀れさを龍也は感じていた
話題は自分の学歴の自慢から始まり
現在の肩書き
そして自分がどれほど裕福なのかを
それとなく話題に盛り込む
だけど その誰もが瞳の奥に輝きは無く
なんとも言えない虚しさを胸に抱えているように龍也は感じたのだ
龍也が仕事を辞めて
起業を考えていたのは
そんな富裕層が心を取り戻す
会員制のラウンジだった
【LUNA】 ルナ…ラテン語で月
そのLUNAの会員番号の一番が
美子の夫 「綾野 流星」だったのだ
流星は 龍也の高校時代の先輩で
当時からクールで どこか
寂しさを纏っていたが
人が欲しいと思うものは
全て手にしていた…
だが美子は そんな流星と
結婚したその日から
今日まで妻としてまともに扱われた事が無いのだ…
#CoCoリレーSTORY
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⤴️Chapter9