中学3年間、不登校でした。
高校は通信制に通い、同世代の子たちと同じタイミングで大学に進学し、就職して10年以上たちました。
学校は学力や人間関係を学ぶ上で大切な場所なので、行けるならいったほうがいいと思いますが、私は行けなかった時間も自分を作る大切な時間だっと思っています。この経験が今の仕事にもつながりました。
お子さんのことは心配かと思います。私も最初は母親に泣かれ、怒られました。でも、母が担任や他の先生から助言をもらいながら、私の生活リズムを作り、勉強は通信教育の教材で、午前中は自分なりに勉強して3年間すごしました。
今は私の頃と違い、インターネットが普及して、選択肢がたくさんあります。不登校の理解も広がっています。一人で抱え込まずに、学校や関係機関に相談しながら、お子さんの味方として、支えてあげてください。お子さんはお子さんで、将来のこと、自分のことを考えているかもしれません。
私はまわりの大人が誰も責めずに見守ってくれたことで、自分のペースで大人になれたと思っています。