高尾先生、おはようございます。はじめてコメントします。今回のお話、私にはすごく響いて、繰り返し聞かせていただいています。
私も、褒められるのが苦手で居心地が悪くなるタイプです。4人兄弟の長女として生まれ、家では厳しい祖父に事あるごとに小言を言われ、両親も祖父には逆らえず、怒られるのはお姉ちゃんがしっかりしないからだと言われて育ちました。学校では、今ではあり得ない事ですが、体罰を楽しむような先生がクラスの担任だった時期が3年間あり、本当に辛かったです。
ですので、大人になってから「私って、褒められて伸びるタイプだから。」と言う人を見ると、何を甘えた事を言っているんだろうか?褒めて欲しいと催促するなんて、非常識なんじゃないか?と思っていました。
そんな私も親になり、中学生の娘がいます。自己肯定感の低い私は、褒める事が大事だとはわかるけど、褒めて伸ばすがどういう事なのかどうしても理解できず、娘を褒めたくても、うまくそれを伝える事が苦手で悩んでいました。
そんな時、高尾先生の「良いところに気付いてもらうために褒める」という言葉が、すーっと心に入ってきて、なるほど、そういう事だったのかー!と、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
先日娘に、お母さんのいいところは、料理が上手で美味しく作れるところだよ。と言われました。いつもなら、そんな事ないよーで終わる話でしたが、素直に受け入れて「ありがとう、お母さんの良いところ見つけてくれて。あなたが言ってくれた長所だから、信じてまた料理頑張るね」って言ったら、娘もとっても嬉しそうな顔で、そうだよ!と言ってくれました。謙遜で逃げてしまうのは、自分を否定するだけでなく、せっかく褒めてくれた相手に対しても申し訳ない事をしていたんだなと気付いた出来事でした。長文、失礼しました。これからも高尾先生のリアルボイス楽しみにしています。ありがとうございました。