小学生のたわい無い一言のようにも聞こえますが、きっとプレッシャーを感じているのでしょうね。
そして、たぶんその生徒さんは、生徒さんなりにプレッシャーを軽減する為に責任をかなり先生サイドに持っていくという線引きをしたのでしょうね。
私は、相談された方が、ただ「何言ってるの、そんなこと言ってるヒマがあるなら勉強しなさい」と突っぱねたのではなく、不十分な所があったのだろうかと考えられているのが、素晴らしいと思いました。
そして、お話のように、改良改善する点があれば、変えていき、特になければ(あとは生徒本人の努力次第と思うのであれば)長く落ち込まないでいただきたい気がしました。
ただ、結果より過程が大切だとか、楽しんで続けることが大切だとよく耳にしますが、勉強を楽しく思えない子供も多いですし、多くの受験生は楽しんで勉強しているわけではない気がします。そこではやはり、良い結果が求められるわけですから。覚えなきゃいけないのになかなか覚えられない等、沢山の悩みがあるのではないか、と思います。
ですので、何が悩みか、どこが難しいのか、覚えられないことは、繰り返し言ってみる・書いてみる・何かに関連付けてみる等、不安を少しでも軽減するアドバイスと共に寄り添ってくれる先生は頼もしいなという気がします。
なぜなら、試験を受けるのも生徒、どんな結果を出すかは生徒の責任だから…ですね。
そういえば、受験の際、
行って受けるのは、あなたで、
代わってあげられないから…頑張ってとしか言えないわ…と言う母は、受験の際のお弁当にはいつもカツが入っていました。
『学ぶ側の姿勢。
自分が上手くいかなかった時に、それは自分の責任だと思って何かを変えていく努力をしない限り、その人はずっとその状況のまま』
強く残ったお言葉です。