“させていただきます”の使い方を今日のテーマとします。
“させていただきます”の連発
例えばこんな
「ではただいまより会議を始めさせていただきます。」
「本日司会を担当させていただきます、○○です」
「本日の議題に合わせて資料をご用意させていただきました。ご確認をお願いいたします」
耳につきませんか?“させていただきます”
若い社員の場合通しても遠慮がちで、謙虚にと使ってしまう言葉ですが、あまりに連続すると耳心地が悪いですよね。
使う場面は3つと心得てください。
そうすることで、迷わなくなります。
1、同意がある時
「お飲み物はいかがなさいますか」
「コーヒーをお願いします」
「では、コーヒーをご用意させていただきます」
あるいは
「本日の司会進行は、私が努めさせていただきます」
と、上位者が、下のものにあえて謙虚に振る舞うときもそう。
2、積極的に引き受ける時
上司「この仕事、お願いできる?」
部下「はい、是非ともやらせていただきます」
3、申し訳ない意志を示す時
「早急に商品をお送りさせていただきます」
“させていただきます”を迷った時は、相手が同意しているか、積極的に引き受けるのか、申し訳ないのかで判断すると、多様化しなくなります。
先ほどの例を直すと
「ではただいまより会議を始めます。」
「本日司会を担当いたします、○○です」
「本日の議題に合わせて資料をご用意いたしました。ご確認をお願いいたします」
使いかたをむやみに乱用すると聞いてる側は違和感を持ちます。
自分の意志を示す「です・ます」調で十分伝わります。
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