今年の春、
息子は私立小中高大学まで一貫で学ばせて頂いた母校の
高校の数学科の教育実習をさせて頂きました。
息子に1番大変だと感じた事は何かしら?と聞いてみました。
間髪入れず、
教員同士のヒエラルキー、
人間関係と申しておりました。
大学生がはじてめ目の当たりにした伝統的な社会の縮図でした。
高校生になると生徒たちと対峙することは、義務教育ではないので理系の生徒は熱心に質問もでて
息子自身も授業をする事に醍醐味
を感じる経験ができ良かったと言ってました。
教員同士の狭いコミュニティの
中の
多様なコミュニケーション力と、道徳的観念の持ち方の違いに戸惑いを感じ、
教育実習中、気の置けない尊敬する恩師と大学側に相談をして
お力を添えを頂き、無事教育実習は終わりした。
なかなか、伝統を継承する中に
新たな教育の課題を提案するには
風通しが良くない世界なんだなぁと感じました。
そのツケが、生徒たちのいじめ問題など隠したがるといった事を引き起こしてしまうのかなぁと派生した思いになってしまいました。
息子は来年教職にはつかず、
大学院に進学する人生の選択、決断をしました。
私は見て見ぬふりを続けて、見守ろうと思います。