十牛図 住鼎州梁山廓庵和尚
牧牛序五
前思纔かに起れば、後念相随う。
覚に由るが故に以て真と成り、迷に在るが故に妄と為る。
境に由って有なるにあらず、唯自心より生ず。
鼻索牢く牽いて、擬議を容れざれ。
頌に曰く、
鞭索時々身を離れず。
恐らくは伊が歩を縦にして埃塵に入らんことを。
相将って牧し得て純和せり。
覊鎖拘無きも自から人を逐う。
和 石鼓夷和尚
甘んじて山林を分として此の身を寄せ、有る時は亦、馬蹄の塵を踏む。
曾て人の苗稼を犯著せず。
来往空しく背上の人を労す。
参考文献:「真の自己を尋ねて十牛図に学ぶ」
著者:横田南嶺
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