今回は、ゲームやネットへの依存についてのカウンセリングや認知行動療法について話すものです。ゲームやネットは現代社会で切っても切れない存在となっており、常に接続されている状態が続いています。ただゲームやネットの時間を減らすだけではなく、切り替えができるかどうかに焦点を当てた支援が必要です。 例えば、食事の時間や仕事・学校の時間などにおいて、切り替えができるかどうかを見ていきます。しかし、ゲームやネットでのコミュニケーションのタイミングによっては、多少のズレが生じることもあります。そのような事例を理解しながら、ゲームやネットの付き合い方を考えていく必要があります。 また、まずは親や家族もゲームやネットを経験してみることが大切です。その魅力や楽しさを堪能することで、その怖さも理解できるでしょう。そして、その経験をもとに、ゲームやネットが家事や仕事を手につけない原因になっていることを話すことは、説得力があります。 ただし、突然ルールを設けたり、無理難題な約束をすることは避けるべきです。家族が共にルールを守りながら、少しずつ枠をつけていくことが必要です。ゲームやネットの時間を減らすだけでなく、他の活動の時間を増やすことも意識することが重要です。家族全員でゲームをする時間や、外出する時間などの体験の機会を増やすことも有効です。 今回のエピソードは、ゲームやネット依存対策についてのカウンセリングや認知行動療法についての話でしたが、実際には、個別の状況に合わせた対策を考える必要があります。