万物の始原は火であった。
では感情の始原は何であっただろう。
私は怒りと嘆きだと思う。
柚坂明都さん作「ローマ帝国兵の嘆き」
をお送りします。
↓シナリオはこちら↓
https://fineblogs213.com/lamentation-of-roman-soldiers/
バレンタインと言う事で朝っぱらから
ぶちかましに来ました(笑)
こちらは2021年1月31日にサイト公開された、HEARシナリオ部発足第1回目となるシナリオ作品でした。
あくまで3年前のシナリオで台本のままです。
たった3年でも言葉の感じ方が変わる。
台本作家諸兄はそれを知って欲しいと思います。
オーケストラミュージックに合わせて、武骨な男が演劇のように語り散らすと言う手法です。
遊園地仲間のあんのうんさんから、
ご近所で良い鳴き声してる鳥の音声を録ったとお裾分け頂き、使用させて頂いています。
(ファイル名はNobirdy。
NobodyとBirdを掛けており今後またどこかで出てきますこの鳥(笑))
※セリフ暗記なので読んでません。
※若本チャレンジの影響でたまに彼が出てきます(笑)
※基本的に音楽でシーンを変えており効果音はほとんど使えていません。
実は私がこの作品を製作するのは2回目でです。
最初は3年前の今頃でした。
同じシナリオ作品を2回作る人間は、そうそう居ないはずです。
HEARをメインにしていた時の話。
「ローマ帝国兵の嘆き」は初めて他者の本を使用して、初めて音声配信上でお芝居した、処女作的な位置付けです。
当時の私、つまり音声配信初期は基本的に芸人みたいな感じで、自作したネタを声真似して笑ってもらう事を行ってました。
ようは今してる事は原点回帰です。
あの頃はスマホひとつをボイスレコーダーのように使う事くらいしか出来ず、当然編集も出来ず、バックで音を流しながら覚えた事を喋るようなやり方です。
声を入れるだけ、でした。
3年前の作品は既にありませんが柚坂さんが当時、感想を配信してくれました。
https://hear.jp/sounds/NTlXGg
とても励みになりなんだかんだで数ヶ月毎月何かしらシナリオ部作品をやらせて頂いてました。
他のもの含め私の昔の作品は聞く事が出来ない訳ですけど、最近(2024年2月初旬)になってシナリオ部さんのページに私の作品のサムネが「記録」として残ってる事に気付き、驚きました。
まさかそんな事をしてくださったとはと感謝を伝えるべく2月14日に間に合わせようと製作5.6時間のほぼ徹夜、突貫で「ローマ帝国兵」を作りました。
今の私はもはや時間が無く、ノイズなど粗い作りですがご容赦ください。
結果的にローマ帝国兵は3年間自分だけが生命を吹き込んでいた訳で、ある種ここが起点で10年以上のブランクを取って"辞めていたつもりだった"モノ作りが、ここから始まり今があります。
ひとつ言えるのは、
成長や努力ではありません。
ただ挑戦してきただけです。
大事なモノを大切にしてきただけです。
調理用具の使い方と基本的な製法のイロハさえ分かってれば、やる気と可能性とアイデアがあればどんなモノでも作れる訳です。
私は漫然と作っていません。
忙しくても大変でも、作るからには喜んで貰おうと毎日思ってます。
きっと私は前から、ローマ帝国兵のような人間だったのでしょうね。
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