ピアノとヴォーカルで懐かしの洋楽を1曲カバーするショコラヂヲ
いつもお聴きいただき、ありがとうございます
3月に入りました
今月のテーマは『卒業』
「卒業」と言えば、ある世代の方にとっては忘れられない曲でしょう
サイモン&ガーファンクルによる、映画「卒業」の主題歌
・The Sound of Silence ~サウンド・オブ・サイレンス
を取り上げました
ライブでもリクエストもいただきますし、「好き」との声も多く聞かれる人気曲です
が、1番~5番まであり、それぞれほんの少し構成(拍数)が違うので、うっかり歌詞を間違えると大事故につながりかねない、要注意曲でもあります
歌詞の内容も示唆に富んでいます
私なりに訳してみましたので、ご参照ください
途中から”silence”を 沈黙 と訳してみました
そして歌詞の中では、光も象徴的に使われています
現在の、スマホの光で言葉を交わすSNS社会を思うと、発表された60年代とは、違う受け取り方もできそうですね
◆The Sound Of Silence
やあ暗闇 懐かしい友達
また君と話をしに来たよ
なぜって ある光景が忍び寄って来て
寝ている間に種を置いていった
脳に植え付けられたその光景は
まだ潜んでいる
静寂のざわめきの中に
不安な夢の中 一人歩いていた
狭い石畳の道
街灯の灯る中
湿った寒さに襟を立てた
ネオンの閃光が目を刺すように飛び込んでくる
夜を引き裂く光が
その時触れたんだ 静寂の音に
むき出しの光の中で見たのは
1万人か それ以上の人々
彼らは 話し合っているけれど 声も立てず
聞いていても 耳を傾けず
歌を作っても 声を分かち合うことはない
誰も乱しはしない 沈黙の響きを
「馬鹿だね」私は言った「知らないの
沈黙は癌のように広がっていく
私の言葉を聞いて 教えてあげる
この腕をつかんで そうすれば届くから」
でも私の言葉は 音のない雨のように落ちて
静けさの井戸の中にこだました
人々は頭を下げて祈った
作り物のネオンの神に向って
ネオンサインは発光して警告する
形作られた言葉で
サインが告げるには
「預言者の言葉が書かれているのは
地下鉄の壁や安アパートの廊下
そして ささやかれるのは 沈黙の音の中」
(訳・Satocolat)
◇◇◇
引き続き、ショコラヂヲで取り上げてほしい曲のリクエストを承ります!
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