「迷亭から見ると主人の価値は強情を張っただけ下落したつもりであるが、主人から云うと強情を張っただけ迷亭よりえらくなったのである。世の中にはこんな頓珍漢な事はままある。強情さえ張り通せば勝った気でいるうちに、当人の人物としての相場は遥かに下落してしまう。(夏目漱石 吾輩は猫である より)」
今回は「吾輩は猫である(夏目漱石)」の一場面を紹介します。強情を張っている本人は得意げに振舞うけれど、周囲からの評価は下がってしまう。そんな「頓珍漢」な様子を描いた場面です。興味をもった方は、ぜひ作品を読んでみてください。
後半は、北海道を旅行した話と、函館で「名探偵コナン」の聖地巡礼をした話をしています。
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