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#37【朗読&トーク】春と修羅 序〜千二百箇月の過去とかんずる方角から〜

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心象スケッチ 春と修羅/宮沢賢治 序 わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電燈は失はれ) これらは二十二箇月の 過去とかんずる方角から 紙と鉱質インクをつらね (すべてわたくしと明滅し  みんなが同時に感ずるもの) ここまでたもちつゞけられた かげとひかりのひとくさりづつ そのとほりの心象スケツチです これらについて人や銀河や修羅や海胆は 宇宙塵をたべ または空気や塩水を呼吸しながら それぞれ新鮮な本体論もかんがへませうが それらも畢竟こゝろのひとつの風物です たゞたしかに記録されたこれらのけしきは 記録されたそのとほりのこのけしきで それが虚無ならば虚無自身がこのとほりで ある程度まではみんなに共通いたします (すべてがわたくしの中のみんなであるやうに  みんなのおのおののなかのすべてですから) けれどもこれら新生代沖積世の 巨大に明るい時間の集積のなかで 正しくうつされた筈のこれらのことばが わづかその一点にも均しい明暗のうちに   (あるいは修羅の十億年) すでにはやくもその組立や質を変じ しかもわたくしも印刷者も それを変らないとして感ずることは 傾向としてはあり得ます けだしわれわれがわれわれの感官や 風景や人物をかんずるやうに そしてたゞ共通に感ずるだけであるやうに 記録や歴史 あるいは地史といふものも それのいろいろの論料データといつしよに (因果の時空的制約のもとに) われわれがかんじてゐるのに過ぎません おそらくこれから二千年もたつたころは それ相当のちがつた地質学が流用され 相当した証拠もまた次次過去から現出し みんなは二千年ぐらゐ前には 青ぞらいつぱいの無色な孔雀が居たとおもひ 新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層 きらびやかな氷窒素のあたりから すてきな化石を発掘したり あるいは白堊紀砂岩の層面に 透明な人類の巨大な足跡を 発見するかもしれません すべてこれらの命題は 心象や時間それ自身の性質として 第四次延長のなかで主張されます 大正十三年一月廿日 宮沢賢治 ⭐️東京都写真美術館(東京都目黒区恵比寿) 『時間旅行〜千二百箇月の過去とかんずる方角から〜』HPはこちらから💁‍♀️ 〜7/7迄 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4812.html ———————————————————————————— 【BGM】※ライセンスフリー音源 クラシック名曲サウンドライブラリーより ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』/ベートーヴェン http://classical-sound.seesaa.net/ #宮沢賢治 #春と修羅序 #朗読 #東京都写真美術館
5月15日
コメント(29)
元保育士 in 🇺🇸
kocchi-さん♪ こんにちは😃 やはり宮沢賢治さんは奥が深いですね〜。映像が、今みたいにいつでもどこでもヒョイっと片手で見れる時代と違って、昔の文豪の物の見方、捉え方は深いのかもしれないな〜と思いました!
5月27日
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kocchi-(コッチー)
元保育士さん🎵こんにちは😄✨ ほんとに賢治さんは奥が深くって、一筋縄ではいかないのですが、だからこそでしょうか、そこにピッと一縷の光が差し込むかのごとく、パッと視界が開けて、何かがわかった様な感覚になる時(←勘違いも多いっす)、たまらない気持ちになります。 その気持ちが癖になってずっと追い求めているのかもしれません。笑 ほんとに、この時代だからこそ得られた感覚の鋭敏さ、想像力の逞しさなどがあった気がします。 時代も大きく影響していますよね。
5月29日
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うしがら
さすがkocchi-さん💓ご自分の素晴らしい感覚をきちんと言語化されていて、わかりやすいです。 今まで春と修羅って素敵な感じがするけど、難しくていまいち作品に入れない気がしていました。 でもkocchi-さんの解釈を聞いていたらこの序文に対して、なるほどと思うところがあり、理解までいかないですが、感じ取れる気がしました。 科学と文学の融合なんですね。そして展示でさらにアートとの融合。融合することで時間を行き来することが可能になってるんだ、きっと。あくまで個人の解釈です🤣 すごいなー、すごいなー。私は言語化がとても苦手なのですが、努力は続けてみようと思った次第です。 kocchi-さんの心象スケッチ見せていただき、ありがとうございました🌹
5月23日
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kocchi-(コッチー)
うしがらさん、ありがとうございます✨ 感覚の言語化、そうそれ!とても難しいですよね....😅 私、それ系の配信の時は、正直何回かとりなおしてますよ。 一回とってみて客観的に聴くと、なんか違う〜みたいな事が多くって。 言葉にすると、素晴らしいと思える感覚も色褪せてしまう事があるから、無理にせんでも…という気もしないでもないんですが….一つは、そう思えた時の感覚を忘れたくなくって。 それで必死こいてやってる気がします。 しかし、なぜそこまで必死になってしまうのかは…それは自分でもわからんとです😂 うしがらさんの仰る通り、賢治さんの作品には、様々な分野が融合してます。 だからとても面白くて、飽きる事がなく、知れば知るほどその凄さがわかってきて、深みにはまっていく次第でございます🥹
5月29日
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もなみ
何だかとても貴重な物を拝聴させていただきました😭ありがとうございます! コッチーさんも、私も、感じている事は諸行無常に変わっていく。でもそれで良いんですよね。今の想いの心象スケッチ。素敵です✨
5月18日
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kocchi-(コッチー)
もなみさん、ありがとうございます✨ 貴重だなんて...逆に聴いてくださってありがとうございます、ほんと🥹 今の想いの心象スケッチ、きっと文章だったり、音楽だったり、アートだったり、人それぞれやり方は違うんでしょうが、自分らしい方法で何かできると、忘れたくない想いも一緒に記録できていいんじゃないかな、と思いました👍 未来の自分がこの配信を聴いた時どう思うかな❓って、それを考えたりするのもなかなか楽しいような😁
5月18日
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須藤三智穂
この「序」、2回聞き直しました。難しいけれど、コッチーさんの解説で、少し紐解くことができました。 そして、宮沢賢治さんが、二千年後について書いていること。これって今ですよね。 青空いっぱいの無色な孔雀や化石とか透明な人類の巨大な足跡とか、無色透明なので実際には見えないけれど、見えない世界の遥かな想い…今こうやってコッチーさんの朗読やお話を聞いて思いを馳せていること、がそうなのかなぁと思いました。 「わたくしの中のみんな、みんなのなかのすべて」だから、今ここでみんなで感じていることなんだなと。 やっぱり、宮沢賢治さんはすごいですね✨
5月17日
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kocchi-(コッチー)
三智穂さん、2回も聴いてくださりありがとうございます🥹✨ 難しい言葉が多いので、ちょっと耳で聴いただけでは理解できない詩ですよね。 私もこの詩はもう何度読んだだろうか...という位読んでいるのですが、なかなか言葉で表すのが難しい世界観だな、と常々感じていました。 今回違う入口からでしたが、この詩の世界観に少し触れる事ができた事、自分の中ではまるで悟りを開いたような、大袈裟ですけど、そんな瞬間でした😁 わたくしの中のみんな〜の所、美智穂さんのその流れで考えるとすごくスーッと入ってきますね✨そうか、そうか❗️ あーまた私も理解が深まった気がします❗️ 三智穂さん、どうもありがとうございます🥹
5月18日
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ゴールディー
最っ高のタイミングで噛みましたね👍これも、あまりに似つかわしくなかった賢治さんへの愛が溢れ過ぎて興奮しちゃった結果ですね。 序文、今まで諸行無常を感じとることはできませんでしたが、確かに。 本当だ。そうかあ。
5月17日
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kocchi-(コッチー)
もう、まっさかのタイミングで噛んじゃいましたよ、ゴールディーさん😂 そうそう、興奮してるとこういう自己がおきやすい。笑 もっと、落ち着けー‼️って自分で聴いてて思います😂 諸行無常って、言葉を調べると『万物はいつも流転(るてん)し、変化・消滅がたえないこと。』って出るんですよね。 なんか、もう、ピッタリではないかと思ってしまいました🥲
5月18日
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kocchi-(コッチー)
コチリ1点。自己→事故
5月18日
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ゴールディー
私も言っててコチりました🙏 「似つかわしくなかった」は、「石の歌う森」を書いていた「あまりに」に繋がって入力されてしまった、まさにここに似つかわしくなかったワードでした。
5月18日
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kocchi-(コッチー)
あは😂実は、この文の解釈に少し悩んでました。笑 似つかわしくないという事を入れる事で溢れんばかりの、みたいな感じだろかと、勝手に解釈しておりました🤣
5月18日
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ポポー
今まで漠然としていて、おぼろげにしか分からなかったことが、あることをきっかけに霞みがはらわれて急に理解できるようになる。そんな感じですね✨ 春と修羅、なかなか難しくて心象スケッチって言葉がぴったりな感じがします。 この序文からして理解するには、コッチーさんが体験したように違う視点、尺度をもってしてはじめて何か浮きあがってくるんじゃないでしょうか? いい展示を見られましたよね😊 朗読するきっかけができて📖 素敵な沁みる朗読でした🥰
5月17日
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kocchi-(コッチー)
ポポーさん、ありがとうございます😆 そうなんですよ‼️ まさに今回、霧が一瞬晴れた様なそんな感じになりまして。 時間が経ってしまうとまた霧に包まれそうな感覚だったので、今回とにかく一度言葉で残しておこうと思いました。 頭でこうかな❓と思っても、それがなかなか実感を伴うって事は少ないので、こういう瞬間って貴重ですよね。そして、こういう瞬間を得るために色んなものを見ようとしているのかもしれないと思いました。笑 違う視点や尺度で、物事に接する!ほんと、これとても大事ですよね。 いつも何かがわかった❗️って思う時は、こういう状況の時なんです。
5月17日
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はるなつ
kocchi-さん お久しぶりにじっくりと拝聴いたしました。(いつもせっかちリスナー🤣🙏) 時間旅行,時空を超えて等々、言葉だけでもそそられますが、写真(視覚👀)から感じられるなんて💕私にも解りやすい😁 過去と現在の時空は思いを馳せるのですが、 「序」は深いのですね。賢治さんの表現が今ひとつ理解できなかったのですが、kocchi-さんの丁寧な解説で、じっくり聞き入り解ったような気になり「第4次延長」それこそ時空を超えた、それも未来への想像力には心惹かれました。この目👀で見たいと思いました。近々行ってみます❗️なんならkocchi-さんアゲインなんてね😁 そう思わせてくれるkocchi-さんの話し方が毎回感じてる事なのですがどんな話題でも ググッとkocchワールドに引き込まれてしまいます。たとえ倍速でもね😅😘
5月17日
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kocchi-(コッチー)
せっかちリスナー🤣最高、はるなつさん‼️ そんなはるなつさんにじっくり聴いてもらえてもう光栄です、ほんと‼️ まさか、今回の写真展で、こんなに気づきがあるなんて、微塵も思ってなくって、ほんとに何がきっかけで、物事が繋がるか、わからないものだなぁ、とつくづく思いましたよ。 はるなつさんが、賢治さんの詩に興味もってくださって、すごく嬉しいです。 東京都写真美術館、私、アゲインしたいです😆 はるなつさん、一緒に行きませんか❓ 久しぶりにお会いしたいですし、6月のどっかでよかったら🙌
5月17日
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はるなつ
kocchi-さん是非ご一緒にお願いします。より理解と興味が深まりそう😉 久しぶりにお話ししたい事もありますし 近々🗓️合わせましょう💕
5月17日
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kocchi-(コッチー)
わーい、はるなつさん🙌 楽しみにしてます🎵 後でLINEしますね👍
5月18日
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しちみ黒猫@スタジオ七味
朗読、というので一瞬変な期待をしてしまいました(笑)。春と修羅の序、猫アニメの銀河鉄道の夜のエンディングで流れたのが強烈で、小学生で初めて映画館で聴いて以来、ずっと大好きです。交流だから明滅するのかもしれないし、命と命、物質と物質が関わり合うことが交流なのかもしれない、なんて思ってます。「わたくし(と、みんな)」の本質がこの肉体ではなく、精神にある、という感覚が、透明の幽霊の集合体なのかも。まるで、宝石の国のようです。 あ、そうそう。西味黒駅の目次が、いまトップ固定配信の番組説明欄にあります。いま、冬5以降なら、配信視聴前に完全初見で朗読素材に使えますよ(悪魔のささやき)。
5月16日
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kocchi-(コッチー)
しちみさんのこの詩との出会い方が素敵過ぎます...🥲幼い時に、私ももしあの映画を観ることができていたら、どんな気持ちになっていたのかな❓そんな事を考えてしまいます。 そして、しちみさんの詩の解釈に深く感動....😭あぁ....ふるえるぅ.....。 いつも私がうまく言葉にできない、と思っている事をしちみさんって的確に表現してくれますよね✨ありがとうございます❗️ またこの詩の解釈が進んで、更に更に好きになりました❗️ しちみさんがこんなにも宝石の国に惹かれる理由もわかった様な気がして、私もやっぱりもっかい読まねばいかん、と今固く思いましたよ。 西味黒駅〜、悪魔のささやき。笑 面白過ぎて、どっかで読みたいとはほんとに思っているんですよ。 あとはタイミングだけ❗️ ちょっと待っててくださいね😂
5月17日
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美楽猫
あ〜〜〜   諸行むごっ 👍👍👍
5月16日
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kocchi-(コッチー)
でた!ツッコミ担当、美楽猫さん😂 なんで、あのタイミングで噛むかな〜。 多分、ちょっとためたんで、早く言いたい気持ちが先走ったんだろうと自己分析してます。笑
5月16日
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相良ユウ 【七色ボイスを目指す男子】
コッチーさん、こんにちは🙌‼️✨✨✨ 『序』思わず考えさせられる深いお話でございました💡 これをしっかり解説できるコッチーさんもスゴい(*>∀<*)‼️✨✨✨ 僕には難しい部分もありましたが、コッチーさんのトークが愉しくて最後まで聞き入っておりました😆🎵 時代が移り変わりながら展示されているのも素敵な趣向ですね🤗✨ファンの人は堪らないだろうな✨✨ 5章が特に良かったのですね⤴️ 映像や光の文字で見せてくれるのもまた嬉しいですよね(*´∇`*) 賢治さんがベートーベンの真似をした写真があるんですね、初めて知りました💡後で検索してみます😊 難しい序文の言葉がコッチーさんの中で以前よりも理解出来て、今回展示を見に行って本当に良かったですね(o^-^o)✨✨✨ コッチーさん、とっても素敵なお話を聴かせて下さり有り難うございます😆‼️✨✨✨
5月15日
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kocchi-(コッチー)
ユウさん、こんばんは🙌✨ 『序』深いですよね〜。 まだまだ全然しっかりと解説できてる実感がないのですが、この気持ちになる事は、とても貴重なので、なんとかして言葉にして記録しなければっ‼️と、謎の使命感に駆られて収録しました。笑 実は、話し始めると、なんか違う、そうじゃない、という感じになってしまって、今回何度も収録し直したんですよ💦 感じている事ををそのまま言葉で表現する事の難しさ....そんなものも痛感した次第です😅 賢治さんの言葉って、個人的に光の文字がとても似合うな、と思っていて、それが展示で表現されていたのがとても嬉しかったです✨ ベートーヴェン姿の賢治さんの写真、よく出回っているものなので、ユウさんも見たら、きっとわかると思います🤭 賢治さんって、結構お茶目でユーモアある方なんですよ〜‼️ わけのわからない話になってしまったかな...と心配しながらの配信でしたが、ユウさんが理解できて....と言ってくださって、ホッとしましたよ。 本当にありがとうございます😄✨
5月16日
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郎女(いらつめ+)/詩人・朗読者
kocchi-さんの賢治さん好きエネルギーに満ち満ちたお話、大変に面白く拝聴しましたよー😃 kocchi-さんも私も、スタフレの皆さんも、この宇宙で命を明滅させているひとつの青い照明なのですね。その身体(電燈)が失われても、ひかり(命)は存在し続けるこでしょう。 賢治さんの視点は既に人のそれを超えていて、時の狭間から地球や宇宙全体を見渡しているような気がします。 それにしても東京都写真美術館、なんという素晴らしい展示を!!!
5月15日
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kocchi-(コッチー)
郎女さーん!今回もちょっとうざったい賢治さん愛がとめられない私のお話を聴いて頂きどうもありがとうございました🥹 すごい、郎女さん!電燈とひかりのその置き換え✨ は〜、またまたここのコメントでひとしきり感激している私...🥲 賢治さんの視点は本当に大きいです。 過去も現在も未来も全てを見つめているこのものの見方がやっぱりすごくて。 展示を通して改めて、この詩の素晴らしさだったりを感じてなんとも言えない気持ちになりました! これを企画された学芸員さんとお話してみたいです🥹
5月16日
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まやま まみ
たしかに!時空を超えて変わっていって…と言われると、この序文よくわかりました。そして、それを想起させてくれる展示だったのですね。
5月15日
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kocchi-(コッチー)
まみさん、この詩を諸行無常という言葉と重なって感じたのは今回が初めてでした! またこの先の未来には、違う感想を言っているかもしれませんが、とりあえず、今の理解という感じというところです😁
5月16日
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