#0104 吉田修一『横道世之介』
井原西鶴『好色一代男』の主人公から名前をもらった世之介。
18歳で長崎県から大学進学のために上京してきた世之介の1年間を描いた小説。
合間に、世之介とかかわった人たちの「今」が描かれる。
平凡ないち大学生の青春物語かと思いきや、ちょっと衝撃的な出来事との関連がある。
ストーリーだけではなく、バブル時代に流行ったものや、携帯電話やスマートフォンがなかった時代の待ち合わせ風景など、昭和世代には懐かしい景色を追想する楽しみがあった。
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