声の遺稿集です。
逝きし娘と
決めし星あり
星月夜
(平成20年度NHK全国俳句大会 入選作品)
逝きし娘は
どの星ならむ
星月夜
語りたきこと
多き今宵よ
夏雲や
高原の道
まっすぐに
幸せを
呼ぶと云はるる
星の砂
沖縄の島
蒼き海見ゆ
除夜の鐘と
船の汽笛と相和して
みなと横浜
年の明けゆく
新婚に
原爆に遭い
六十年
よく生き越しと
夫と語らう
義母は自分の義母、田吹繁子さん(八雲短歌会)に師事していました。
添削の歌のやり取りがたくさん見つかりました。
なかなか遺稿集ができないので、声で形にしてみました。
#短歌 #俳句 #八雲短歌会 #別府