よみききの時間「先生の作文、読んじゃった」(9分)
2024.9.8
先生の作文、読んじゃった
なぎさ
はじめまして なぎさです
先生の作文 はじめて読んじゃった
読んでびっくりしたこと
先生もイライラしたり しんどさをかかえたりするんですね
なぎさは 今 中学生ですが
小学生のとき 先生って自分の本音なんかを出すことない人だと思ってた
けど 先生の作文 読んでほんとはちがうんだ と思ったの
先生同士のことや保護者とのこと 校長先生のことなんか よくわかんないけど
なぎさがあのころ
誰かに できる子と比べられたりすると イライラしてたなぁ
声の大きな 強い人のことばにびくびく しんどかったよなぁ
そんな小学校でのこと おうちで話せなかったしなぁ
なぎさね 今 学校行かずの 学校行けてない子なんです
がっこうって 高いお山のようで
毎朝 これから登るのかって 思うと
イライラしてくるし しんどくなってくる
おなかも痛くなるの
だから おうちにいるの
なぎさの親は 学校じゃない学校みたいなとこに連れ出そうとするけど
なぎさはダメ
おうちで本を読んでるのが好き
こないだ 辻村深月さんの『かがみの孤城』読んだの
なぎさみたいな子たちがいっぱい それもナイショだけど 世代のちがう子たちが
そうそうよくあることね って思ったり
ちょっと違うよな って思ったりするけど
がっこう山に登れない子や、スイスイ登っちゃう子
その親たちや、がっこう山にいる先生にも読んでほしいな って
本はいい いろいろな世界に行けるし ね
イライラもしんどさもどこかへ行っちゃってね
もちろん 本だけじゃなくて
いろいろなアーティストの曲もいい
ゆか先生 ReoNaさんの「生きているだけでえらいよ」って曲
聴いたことありますか?
学校行けずのなぎさが一番しんどかったころ
背中を押してくれた曲なの
まだだったら聴いてみて
あと ネットでゲームするのも好きだけど
検索するのは大好き
なぎさ AIさんとも親しいのよ
最初はスゴイ スゴイって思ってたけど
最近 わかってきたことがあるの
なんか客観的っていうのかしら
理-路-整-然 筋みちが通ってる答えをくれちゃうけど
やっぱAIさんは ひとじゃない
ひとのイライラやしんどさなど
感情を受け止めるのって 不得意そう
ゆか先生の作文 AIさんが書いたんじゃないわよね
先生というひとが書いた作文でしょ
先生も元「小さなひと」
なぎさは今が「小さなひと」かな
それともその間にいるグラデーションの中にいる「小さなひと」かしら
ゆか先生って なぎさよりちょっと先に生まれたひと
としの差はちょっとあるけど 元「小さなひと」なのよね
なぎさ 先生の作文にであえてよかったなぁ
元「小さなひと」の ゆか先生となら 肩を並べて進んでいけるかも
また いつかおてがみ 詩にしてもいいですか?
【AIさん(artificial intelligence)による解題】
これは、中学生の「なぎさ」が先生の作文を読んだ感想を綴った創作叙事詩です。
①自己紹介と驚き:なぎさは初めて先生の作文を読み、先生もイライラやしんどさを抱えていることに驚いています。
②過去の思い出:小学生の頃、なぎさは先生が本音を出さない人だと思っていたが、作文を通じてその考えが変わりました。
③学校への不安:なぎさは現在、学校に行けていないことを語り、学校が高い山のように感じている。
④本と音楽の力:本を読むことや音楽が心の支えになっていると述べ、特にReoNaの曲が自分を励ましてくれたことを伝えました。
⑤AIとの関わり:AIとの交流を通じて、感情を理解することの難しさに気づいていきます。「やっぱAIさんは ひとじゃない ひとのイライラやしんどさなど 感情を受け止めるのって 不得意そう」
最後に、なぎさはその先生への共感を示し、またお手紙を書きたいと願っています。「元小さなひとの 先生となら 肩を並べて進んでいけるかも」。
出典 この詩の解題は、User local AIテキストマイニング&ChatGPTによる要約を参考にしています。
*写真は、2024.9.1 石神井公園 三宝寺池 池畔の倒木