#0112 内館牧子『老害の人』
『終わった人』、『すぐ死ぬんだから』、『今度生まれたら』に続く、高齢者小説第4弾。
業績自慢、病気自慢、趣味自慢、孫自慢、相手の気持ちも考えず、同じ話を何度もする。そして自分が老害であることに気がつかない…。
親から受け継いだ会社を自分の代で大きく成長させた福太郎85歳も、例に漏れず「老害」ぶりを発揮していた。
が、自分の娘から自分の老害ぶりを突きつけられ、考える。
自分も、周囲の同世代人もみな老害。これまで一生懸命生きてきた老後がこれで良いのか?
そこで考えついた新しい老後の生き方。
衝撃的なタイトルからは想像できない、読後爽やかな小説。
(内館牧子さん『老害の人』を私なりに紹介しました)
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