「診断」と言ってますが、僕らの診断が全くのフィクションである可能性さえあります。
うつ病という病気が本当にあるのかどうかさえ僕ら精神医学は未だに結論が出てない。医療としてはあるテイでやってますけど、その病気があるかないか問題は度々話題になります。うつ病に抗うつ薬が効いてるかどうかは実際のところよく分からない。ものを考える精神科医はたいていそういう風なことを言います。うつ病学会の理事の先生さえも。
学問としての精神医学と精神科医療とは違います。僕らは医療の中で患者さんに対しては精神科医療の文脈で話します。医療外のところでは精神医学の文脈で話します。
スタンドエフエムでは僕は精神医学の話をすることが多いです。医者っぽく「これに効果があります」みたいな発信して先生は医療の発信な事が多いと思います。精神科以外は医学発言と医療の発言とそんなに違わないから意識してない先生も多いと思います。
この辺り、今書いてて気づいた部分も多いです😄