言語学習となると、日本人としてはまず準備して基礎を固めてから進もう、なんて思いがちだと思います。
これで私は英語が不得意、というか好きでなくなったワケです。
試験のために仕方なく勉強するなんてモードでしたから、好きにならず、かつ上達せず。
良い年した大人になって、会話のぜんぜんできないヒト一人できあがりです。
何のために10年も英語やってきたの?って感じ。
さすがに仕事で必要になって英語でコミュニケーションをしないと君やばいよん♡と根気よく教えてくれた仕事の先輩(イスラエス人)には、今となってはめちゃ感謝です。
なぜなら、彼自身も母国語はヘブライ語で、英語はコミュニケーションの手段だとわからせてくれたから。
仕事上でホントに本当はヘブライ語で喋らなきゃならないところ、そりゃいくらなんでも日本人には、いや世界中のヒトにはハードルが高いでしょ?というリクツから、便利な英語ぐらい喋りなさいよ、せめて、ということがビンビン伝わってきたわけです。
そもそも、日本に居て外国語というと英語?
外国の人とわかったら英語で話しかけるべき?
みたいな常識というかクセが有ると思いますが、いやいやここは日本なんだからまずは日本語っしょ?とも思えるわけです。
さらに私の場合はひねくれていて(自覚)、音声というか音響・音そのものに興味が向く構造になっているので、小学生のころから英語「以外」の言語にだけ興味を持つようになってました。
なので、主にNHKラジオ講座でやっている中国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語あたりに興味がでて、イタリア語・ロシア語とすべてかじりました。
でもまぁかじっただけですので、いくつかの単語やフレーズをオウムやインコのように唐突に「発音する」ことができるだけで、誰かとコミュニケーションできるレベルには全く至りませんでした、当然ですが。
はい、以上英語以外は興味あったんですね。日本人が行きがちなところで高確率で役立つんだから、ちゃんと英語やれよというツッコミを昔の自分にしたいっす。
時は流れ、◯という形の文字が有るハングルに興味を持ったのがきっかけで、韓国語に触れるようになりました。
◯はハングルでイウンというれっきとした文字パーツで、何も発音しないか、ngの音です。
ただ当時の自分は、異様におかしい文字なんじゃない?と食いついたのです。どんだけ〜?
ハングルはそもそも発音記号なので、書いてあることはともかく発音できるのです。
そして韓国で使われてるハングルを読んでいくと、音読みの漢字語が基になっているものは、一定の法則で日本人にも意味が解明しやすいようになってるんですね。
さらに「ありがとう」「こんにちは」などの基本語や、「1から1000の数字」「時間」「個数」などの数詞だけをむっちゃくちゃ繰り返し音に出して覚えただけで、初韓国に友人と臨んだのです。
まぁ韓国に何が有るか、面白いのか、美味しいのか、さっぱりわからん状態でしたが、ともかくは自分の会話の発音が果たして現地の人たちに通じるものなのかを試したかった部分が大きいですかね。
韓国の金浦空港に到着して、まずはどうにか誰とも会話せずにソウル駅までたどり着いたことを覚えています。日本ならまず東京駅に行ってみよう的なノリですね。
その時、結構腹が減ってたので、まずはメシ食おうぜということになり、ソウル駅から少し歩いた地下街に降りていったところにあった食堂に入りました。
会話書をカンニングしながら、当時唯一知っていたメニューのビビンバを注文。
文字を見せるわけに行かないので「発音」をするものの、イマイチ通じない。
そう、カタカナ英語ならぬカタカナ韓国語ではほぼ駄目なんですね。
韓国の街の人は一様にオープンで気さくな感じでした。
私の発音を真剣に、それもメッチャ直してくれたんですね。結構どこに行っても。
直されてもnative発音は無理ムリむりーですが、通じやすくこなれてきたところで、あまり直されなくなり、その先は恥も外聞もなくただひたすら街を泳ぎながら会話をするってことが楽しくなりました。
こうして激ウマ(当時は200円ほどの激安でもあった)ビビンバと、オープンなメンタリティにハマりまくった5日間の訪韓が終わりました。
これが私の、超自己流言語習得法の正体です。
得られるものは、どんな国に行っても移動と宿泊と食事には困らない程度の現地語を「発音」できるスキルです。ただし、文法とか流暢とか完璧とは全く目指せません。それは次の段階に進んだ時にじっくりやればいいと思ってます。
で究極は、「●●はここの言葉で何と言いますか/どう言いますか」のフレーズだけメッチャ流暢に言えるようになっておきさえすれば、その後サバイブできますよ。
基本は現地語!困った時には英語が便利!それでも駄目なら今どきはAI翻訳アプリ?
言語ってのは、これまた正解もゴールも無い分野でおもろいですねー。
何事も楽しくするのが全てに優先ですね!