座り方について
こんにちは。
フージーの健康よろず相談室。
このチャンネルは腰痛・膝痛・姿勢など体に関するお悩みを解決するヒントをお伝えしていく番組です。
お伝えするのは、指導歴10年以上で延べ2万人指導しつつ、出版や講演会など幅広く活動している生態師・トレーナーの藤野こと、私フジがお送りいたします。
よろしくお願いします。
今回ですね、ご質問いただいたので、それに答えていこうと思います。
今回ご質問いただいたのは、正しい座り方についてです。
座っていると腰が痛くなりますというご質問だったんですけど、そこの座り方についてお伝えしていこうかなと思います。
座り方というのは、基本的に2種類あります。
1つが仙骨座りと、もう1つが座骨座りというこの2種類があって、腰に負担がかからないのは座骨座りと言われております。
これの違いは何かというと、お尻の割れ目のちょっと上の方に触っていただくと骨があると思うんですけど、それが仙骨。
座骨というのは正式に言うと座骨結節というところなんですけど、座ったときに両方のお尻に手を当ててもらったら、なんか尖った骨みたいなのがあるんですよね。
そこが座骨結節と言われる場所です。
この仙骨と言われるところと座骨と言われる場所が、椅子に対してどう当たっているかで座り方が変わります。
座骨座りと仙骨座りの違い
例えば、お尻の割れ目の上の方にある仙骨という骨が椅子に当たるような座り方をすれば、腰が丸くなって背中も丸くなるような座り方になります。
実際に聞きながら試してみてもらったらわかると思います。
次に座骨の座り方、座骨結節の座り方は、座骨結節という尖った骨が椅子の座面に刺さるように座っていただくと、自然と腰が立つような、まっすぐなるような姿勢になると思います。
これも聞きながら試してみてもらったらわかると思うんですけど、この違いですね。
基本的に多くの方は仙骨座りというのをやってしまいます。
仙骨というのは腰の骨、腰椎という骨の土台になる部分なので、そこが丸くなってしまうと、体重でさらに丸くなってしまうと、つい看板への負担が増えるので、腰の痛みにつながります。
なので、できれば座骨座りというのをやってほしいんですよね。
最初は慣れないかもしれないですけど、座骨をしっかりと椅子の座面に当たるように座っていただければ、力を別に入れなくても勝手に姿勢が良くなります。...