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視覚障がい者による対話のファシリテーションの可能性

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視覚障がい者を組織やコミュニティに対するファシリテーションの場で活躍させることができないか?できるのではないか?それが三方よしの事業になるのではないか?と考えています。 自分は2000年から2024年までの25年間ずっとマネジメントコンサルタントとして生きてきましたが、歳をとるに従い違和感が蓄積していきました。それは「他人に正しいことを伝えても動いてはくれないし、むしろ逆効果になる」ということ、更には「自分として本当はそんなことはやりたくない」という感覚でした。 2024年の夏からCTI(Co-Active Training Institute:Co-Activeコーチングというアメリカ発祥のコーチングの老舗が各国で展開するコーチ養成所)でCo-Active流派のコーチとなるための学びを始めました。同時に、業務を受託していたDXスタートアップのプロジェクトで、視覚障がい者の人々とPoCを展開していました。 CTIのコアコース(基礎+応用)で104時間のエクササイズ中心の学びを行う中で、「相手(クライアント)の話を言葉や事象を超えて傾聴し、コーチとして最大の好奇心を働かせ直感でフィードバックを行うことで、相手が自身に”響いた”状態で行動の一歩を踏み出す」ことの凄まじいパワーを体感しました。 並行して視覚障がい者の方々と関わる中で、「この方々は見えなきものを見て、声なき声を聴いている」という強い感覚がありました。弱者として救う対象ではなく、視覚に頼らない能力を何十年も経験してきた方々だ、という認識です。 僕がコーチとして実践による学びの旅を進めると同時に、自分の仕事でクライアントに対するコンサルティングプロジェクトを進めていく中で、彼・彼女たちが複雑な企業の人間関係、組織における矛盾したり対立したり、時には沈黙する議論で直感力から一石を投じ、大きな流れに気づいてもらうようなファシリテーションができるのではないかと思ったのです。 僕はまだこれをビジネスにする構想を持っているわけではありません。ただ、ボヤッとはしているものの、自分の人生の役割として結構強いものを感じています。
2月18日
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