優しさって、目に見えないものだけど、
たしかに“ある”ものですよね。
大きなことじゃなくていい。
言葉をかけることでもなくていい。
ただ、ふと思い出すこと。
それだけでも、優しさの種をまいているんだと思うんです。
たとえば昨日、息子から電話がありました。
たわいもない話でした。
でも、「今、私のことを思い出してくれたんだな」って、それだけで心があたたかくなったんです。
あるクライアントさんのエピソードですが、
その方は、ご家族を亡くされたご友人のことがとても気になっていて、
「何かしてあげたい…」と、心を悩ませていたんです。
私はこうお伝えしました。
「もう十分やったよ、気にしていること自体が、優しさの種。あとは、その方の力を信じて見守ることが大事」だと。
優しさって、いつも“何かをすること”じゃなくて、
そっと「信じているよ」と思うだけでも、ちゃんと届いています。
優しさは、すぐに花にならなくてもいい。
見えなくても、土の中でちゃんと生きてる。
そして、必要なときに芽を出して、そっと咲く。
もし今、
「優しくできなかったかも」
「もっと何かすべきだったかな」
と、自分を責めている方がいたら、
大丈夫。
あなたはもう、ちゃんと種をまいています。
今日のしつもん
あなたが「やさしさの種」をまいたのは、どんなときですか?
よければ、コメントやレターで教えてくださいね。
#親子関係
#高齢の親