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✅生成AIは人を写す鏡だ

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✅生成AIは人を写す鏡だ 皆さん、こんにちは。 今日のテーマは、今、世界中で注目されている「生成AI」です。生成AIで大量のコンテンツを制作するということは、まさに「自分の脳みそを大量に世の中にぶちまける」ということではないかと、僕は考えています。 広がる生成AIの可能性 生成AIの登場で、小説、イラスト、音楽、どんなジャンルでも、誰もが自由にクリエイティブな作品を作れるようになりましたよね。 小説なら、ジャンルやあらすじ、登場人物といったプロットをAIに尋ねて、それを基にあらすじを決めたり、「何章でまとめて」と指示すれば、その通りに書いてくれます。イラストも、「もう少し丸い感じで」とか「鼻を少し高くして」など、細かなニュアンスを伝えれば、すぐに調整してくれます。音楽も同じで、「テンポを少し早めに」とか、「バイオリンの脳髄に響くような高音を入れて」なんてリクエストにも、即座に応えてくれます。 本当に便利で、夢のようなツールです。 表現の奥深さとAI でも、ちょっと考えてみてください。例えば、こんなシンプルな文章があります。 「早朝に起きたので、庭に出て山並みを見つめると少し明るくなってきたせいか、山の輪郭がはっきりとわかるようになった。気温はまだ低く、遠くで鳥の声がわずかに聞こえた。」 これを、文学的な表現にすると、どうなるでしょうか? 「東の空がゆっくりと茜色に染まり始め、夜の帳が静かに姿を消していく。それまで朧げだった山並みが、一枚の絵から浮かび上がるように、その稜線を鮮やかに露わにし始めた。空気はまだひんやりと澄んでいて、遠くで鳥のさえずりが微かに聞こえる。」 どうでしょう?随分と情景が浮かび上がってくる感じがしませんか? でも、この洗練された表現も、僕たちが今まで数多くの小説を読み漁り、その中からいくつもの表現を無意識につまみ取り、つなぎ合わせた結果の文章なんです。 「一枚の絵を模倣したら、それは盗作だが、100枚の絵を模倣すれば、それはオリジナルだ」これは、画家サルバドール・ダリの言葉だと言われています。結局、僕たちは今まで見聞きし、つまり「経験したこと」を自分の中でこねくり回し、ちょっとずつ継ぎ接ぎしたものを表に出すことが「表現」となっているんですよね。 言い方を変えれば、今までにインプットしたものがなければ、アウトプットするものもほとんどないのは当然の話です。つまり、幼稚な表現しか見聞きしていなければ、書かれた小説も幼稚なものになるんです。 AIは「あなた」を映す鏡 この原則は、AIを使ったところで変わりません。 AIへの指示が幼稚であれば、AIも幼稚な文章しか紡ぎ出してくれないんです。いや、それどころか、もしあなたがこれまで書いた文章などをAIに読み込ませて、「自分なりの作文で書いて」と指示したとします。そのインプットされた文章が幼稚なものばかりだったら、高尚な文学作品など、紡ぎ出せるはずがありません。 もはや、**AIは「自分を映す鏡」**だと言っても、決して大げさではない時代になってきた、そんな感じがします。 それどころか、これからはますます大量生産の時代になります。幼稚な文章やコンテンツを大量にばらまけば、嫌でも目立ってしまうでしょう。つまり、インプットの差が、露骨に他人に知られてしまう。それが、生成AIによるコンテンツ制作ではないでしょうか。 これは、イラストであっても、音楽であっても、同じだと僕は思います。 好みと知識がアウトプットを左右する 例えば、音楽は好みがあるので、ポップスしか聞かない人はポップスばかりを聞きますよね。そんな人に、「クラシック的な表現を入れて」とか、「ジャズ的な雰囲気を醸し出して」と言っても、それは無理な話です。 「ボサノバのような、午後の海岸にたたずむような、ちょっと知的で、ちょっと退廃的な、そんな雰囲気の音楽を」とAIに指示したところで、ボサノバを全く知らなければ、AIもどういう感じを出せばいいのかわかりません。そもそも、指示を出す側が、その音楽のイメージを具体的に持てないんです。 これって本当に、AIは今までの自分の脳みそを高速で、しかも大量に世の中にぶちまける作業だと言っても過言ではないんじゃないでしょうか? インプットが問われる時代 本当に、AIだからこそ、人のインプットの差が大きく現れる時代が到来したんだと感じています。 ああ、小さい頃から人付き合いよりも大量に本や漫画、アニメ、映画、音楽などを詰め込んで、本当によかったと、今、ほっと胸を撫でおろしている自分がいます。 と同時に、背中に得も言われぬ冷たい汗がたらりと伝っているのも事実です。なぜか?自分は「本が好きでたくさん読んできた」などと、実は独りよがりで思っているだけで、人から見たら「お前の読んだ本など、読んだうちに入らねぇよ」状態だったらどうしようか、という恐れもあるんですよね。 まあ、それもこれも、アウトプットしてみればわかる話です。だから、覚悟を決めてやるしかないと僕は思っています。 皆さんは、この生成AI時代をどう捉えますか?ご意見があれば、ぜひコメントなどで教えてくださいね。
2025年6月10日
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